
お待たせしました!今回からまた、各世界のおすすめスポットを紹介していきたいと思います。まずはイタリアです🇮🇹

1箇所目は真実の口になります。上のような写真をみなさんはよく見たことがあると思います。この「真実の口」というのは場所の名称ではありません。これは「サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会」の柱廊左側にある、顔の彫刻が彫り込まれた円形の石板です。ここには、多くの逸話があり、嘘や偽りの心を持つ人が石版の口に手を入れると、手が抜けなくなるというのが1番有名です。ちなみに私は手がちゃんと抜けました(笑)
では、真実の口までの行き方や営業時間についてです。電車やバスなどの交通機関を利用するか、ローマ中心地からであれば徒歩でアクセスする方が手っ取り早いのでおすすめです。私はもちろん徒歩でした!
営業時間は9時〜18時です。入場料は無料ですが、真実の口は任意の寄付金となります。ほとんどの方が寄付をしていたので、流れに合わせてしたらいいと思います。
私が行った時は20分くらい並んでいましたが、絶対に行きたかったので並びました。
この場所がなぜ有名かというと、映画『ローマの休日』のワンシーンであるからです。次に紹介する場所もこの映画で使われたことで、とても有名な観光地となっています。

それはスペイン広場になります。この広場のなかにあるスペイン階段は1725年に完成して以来、とても賑わっています。この階段を登った上には、「トリニタ・ディ・モンティ教会」があります。実はスペイン階段という名称は通称で、本来の名前は教会と同じくトリニタ・ディ・モンティ階段と言います。
ここで1つ疑問が浮かぶと思います。なぜ、イタリアなのに「スペイン」という国の名前が入っているかです。この教会はフランス人の教徒向けにミサが行われる教会で、ここと地上を繋いで行き来しやすくなるよう、フランス外交官の寄付によって階段が建設されました。ところが、「スペイン大使館が近くにある」ということから、スペイン階段の通称が広まったそうです。つまり、この階段の建設自体にはスペインは全く繋がりがないにも関わらず、立地条件からこのような通称が生まれたというわけです。
スペイン広場自体もスペイン大使館の近くであることから名づけられたため、もしかしたら人々の間では「スペイン広場にある階段に行こう!」、「スペイン広場近くの階段の名前......なんだっけ?とりあえずスペイン階段に集合しよう。」と言った会話によってこう名付けられたのかもしれません(笑)
以上の2つが、映画『ローマの休日』を通じて、さらに有名となった観光名所になります。
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