今日のcelopでは、ケースのプレゼンとディスカッションを行いました。
今日は、「Introduction to law and the legal system」というテキストの第5章「Institutional Sources of American Law」のケース5つが議論の対象に。
私の担当は、「Strunk v. Strunk」。父・母・息子2人の4人家族のうち、兄がfatalな腎臓病で移植を必要としていたところ、近親者中、弟(27歳)の腎臓だけが兄の腎臓と型が合うとの検査結果。。しかし弟は知能障害で6歳児の知能しかないために、母親が弟から兄への腎臓移植を求めて裁判所に訴え出たというケース。
私は、知能障害のある弟に代わって、裁判所が弟の腎臓を兄に移植することを認めることができるかという論点(最終審はこれを認めました)を主に説明したのですが、リン先生からは、もう一点、論点があるとの指摘。。
そもそも、このケースの大きな問題点として、Does a court of equity have power to permit a kidney to be removed from an incompetent ward of the state upon petiton of his committee, who is also his mother, for the purpose of being transplanted into the body of his brother, who is dying of a fatal kidney disease?という問いがあるのですが、先生からは、この問いにおける「a court of equity」というのはどういう意味を指しているのかという質問が出されました。このケースには、もう一つエクイティの観点からの論点があるということで、さらっとは説明してもらったのですが、もう一つよく理解できませんでした。。(当blogをご覧のcelop生の方等で、知ってるよ!という方は、ご連絡をお待ちしております。m..m)
授業後は、クラスメートとフレッシュ・カンパニーでランチ。クラスメートがもうすぐ結婚するという話や、celop後の休みをどうするかという話などで盛り上がりました。
その後、また図書館へ。。しかし、一人になった途端、どっと疲れが・・・。授業疲れ、勉強疲れ、そして、昨日のランニング疲れが一気に出てきたようです。特に、勉強に関しては、毎日、課題をこなすのに精一杯で、平日はそのことしか考えられなくなってきています(あ、でも、全然嫌ということはなく、自分が元々勉強したいと思っていた分野の話なので毎日とても面白いです)。水曜日にも、プレゼンの担当が当たっており、今度は自分で実際の判例を探す作業も必要なことから、少し手をつけたかったのですが、今日は金曜だし、気分転換も必要かと、しばし教科書を離れることに決めて、日本から持ってきた本を読もうと、一度寮に戻ることにしました。
寮に戻ってみると、やはり部屋の中がどんより暑かったので、近くのバーンズ&ノーブルズ(本屋)へ。途中、クラスメートと会ったので、B&Nの中のスタバで、9月からどの授業を選択するかといった話や世間話などをした後、チャイナタウンの日本食レストランへ。やっぱり日本食が一番美味しいです。