若手を代表する建築家・藤本壮介の「建築が生まれるとき」を読む。 藤本は、現代を「情報と環境の時代」とし、作品と文章で、彼の建築を作るときの思考が書かれている。
『藤本』は、1971年生まれであるが、”近代というものが「大きな秩序」の時代だったとするなら、部分の秩序による「部分の建築」という方法は、本当の意味で近代にとって替わる建築の価値観を生み出す可能性すらある”という考えは、同じく哲学者で1971年生まれの『東浩紀』が、現代の”ポストモダンにおいては、すべての「大きな物語」は、ほかの多様な物語のひとつとして、すなわち「小さな物語」としてのみ流通することが許されている”という考えに類似し、建築と哲学の近接性を感じた。
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