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予想大会2010年開催中!次回は宝塚記念です!

見てて涙がでてきた・・・

2010-01-17 11:22:49 | 管理人のおしゃべり
本日1月17日は阪神・淡路大震災という災害が襲った日である。それも、もう15年前の出来事。自分もまだ10歳で小学4年生くらいだったのかな?テレビで「大変だなぁ」程度しか思ってなかったのだろう。

なぜ、この話をしているのかというと昨日フジテレビ系列で「神戸新聞の7日間」という番組がやっていたからだ。この番組を見た、もしくは見ようと思った方はどう思ったのだろうか。「被災地の現状を知ることができて良かった」それとも「また放送することによって被害者の辛い気持を呼び起こしてしまうのではないか」などと考えたのだろうか。少なくとも私は前者の方である。この悲惨の現状を「大変そう」という一言で片づけてしまった15年前。そしてリアル(とはいえないかもしれないが)に描かれていた昨日のドラマを見て、いかに地震という災害が怖いか、そして地域の方との助け合いが非常に欠かせないものだという事が改めて感じたのだ。電話も電気も、そして大事な水すら満足に飲めない状況下でいかに手をとり助け合うか、本当に考えさせられるドラマだった。

ドラマの内容は神戸新聞の記者から見た震災直後の神戸の様子であった。そこで働く記者達の仕事への情熱、また葛藤などが描かれていた。深い内容は実際見てほしいのだが(いつか再放送、もしくは違う形で出るものと信じたい)、私が一部特に印象に残った場面の感想を述べたいと思う。

それは写真部での場面なのだが、苦しんでいる人の写真を撮っていいものか悩むM記者。それが仕事であり、後世へ残すために撮るというK記者のつかみ合いの場面があるのだが、そこに涙した。

・M記者は「人が悲しんでいる写真を撮る事が何になるのか?辛い気持を本当に考えているのか」等、現場写真を撮影するのに否定的な意見。

・K記者は「写真を撮ることで阪神・淡路大震災をいう災害を5年、10年たっても風化させないよう写真を撮るんだ」という肯定的な意見。

この両者の意見は私にはどちらも正しく聞こえ非常に考えさせられたのだ。

本来は全て語りたいのだが、文章力がなくお伝えしきれない。ただ、言えることはこの震災を忘れてはいけないということだろう。第2次世界大戦、原爆投下など数えきれないほど風化させてはいけない出来事がある。それを自分達の世代もしっかり受け継ぎ後世に残すことが大切ではないだろうか?この番組によって気づかされ現状を見、涙した。こういう事を言うのもどうかと思うがくだらないお笑いやるなら、こういう番組やれよ、とも思ったけど。

最後に文章ではありますが、震災で亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。

本日は私らしくないブログで申し訳ありませんでした。次回からまた地道に更新していきたいと思います。