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フェレット、はじめました。

2008年9月4日生まれの『ミロ』を、2008年11月18日にお迎え。その成長記録と、時々食べ歩き+日常。

口蹄疫問題2

2010年05月26日 | その他

つづきです。

この前の内容はこちら


------------ここから転載----------------


いままでのあらすじ

9月 民主党、中国産ワラ輸入全面解禁する(以前は安全区域のみ)
9月、民主党、韓国産豚肉輸入解禁する(韓国の口蹄疫(こうていえき)の為、9年間中止中)
10月 韓国、某農場でコレラっぽい症状が出るが、口蹄疫を否定(日本政府スルー)
11月 韓国、家畜の移動中止命令出る(日本、依然韓国から豚肉輸入中)
12月 韓国、口蹄疫ではないので出荷しても大丈夫(同上)
1月 韓国、口蹄疫でした。(日本輸入停止)
3月 韓国、終息宣言(日本輸入再開検討、畜産業界に止められる)
4月 韓国、やっぱり口蹄疫見つかる
4月 畜産業界独自に中国産ワラ使用止める(日本政府の指示なし)
4月 韓国、消毒液大量に買い漁る(日本政府なにもせず)
           ←消毒液がなくて、支援するにもできない状態になる。

4/20 宮崎県で10年ぶりに口蹄疫感染確認。農水省、日本産牛肉輸出全面停止
 政府、口蹄疫の疑似患畜の確認及び口蹄疫防疫対策本部設置
 赤松農水相、宮崎選出の外山いつきから消毒液が足らない報告を受ける
4/21 政府から指示なし、仕方なく現地で対応。消毒薬は現地の組合が用意したが不足
4/22 農水副大臣「現場の状況について今初めて聞いた」
4/25 殺処分の対象が1000頭を突破、過去100年間で最多
4/27 東国原知事、赤松農水相や谷垣自民党総裁に支援要請
4/28 国内初の「豚」への感染疑いを確認
 自民党口蹄疫対策本部長の谷垣総裁、現場視察
4/29 農水副大臣が宮崎県出張。現場には入らず生産者への面会もなし。27日に知事が上京した時にした話を再び聞く
4/30 自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目の対策要請を申し入れ
 対応を予定していた鳩山総理・赤松農水相は当日になってドタキャン。赤松農水相は夕刻に南米へ外遊出発
 自民党、政府に6日7日の委員会開会を要求。政府は拒否
 民主仕分け組、口蹄疫により被害を受けた畜産農家に融資を行う中央畜産会を仕分け
 移動・搬出制限区域を宮崎・鹿児島・熊本・大分の4県に拡大
 自民党口蹄疫対策本部記者会見
 「10年前の感染の際はただちに100億の予算が確保され対策がなされた」
 「ところがこの段階になっても国から宮崎県には一箱も消毒薬が支給されていない」
 「この状況で農水大臣が外遊するとは自民政権時代からすれば前代未聞」
 「国からは消毒液一箱も届かず。国があたかも配ったように報道されているが、まったくの誤報」
5/1 宮崎県、自衛隊に災害派遣要請を行う。家畜の殺処分は8000頭超へ
 総理、熊本県水俣慰霊式に出席、イグサ農家を視察。宮崎はスルー
5/2 1例目のウイルスがアジア地域で確認されているものと近縁であることを確認
5/3 感染17例目確認 殺処分9000頭突破
5/4 感染19例目確認 殺処分27000頭突破
 総理、普天間問題で沖縄訪問。宮崎はスルー
 舟山農林水産大臣政務官、デンマーク出張
5/5 1例目から約70km離れたえびの市で感染確認、合わせて感染23例、殺処分34000頭に
5/7 小沢幹事長、宮崎県訪問。『選挙協力要請』のため東国原知事と会見予定
5/8 赤松農水相帰国予定
5/9 舟山政務官帰国予定
5/10 赤松農水相、宮崎県訪問。←New!!


最前線で消毒等に関わる人達から、貴重なお話を得たので、まずはそちらを。

★地元民だろうが、絶対に通過するなポイント★
このポイントに住所をお持ちの方だけ、通行して下さい。更には、必ず侵入の際は消毒を徹底して下さい。

ポイント
・高鍋のトヨタから通山小学校に向けて上がる坂道
・川南のホテル『パイン』から山ではなく、海側に入る道
・通山小学校から高鍋に向かう道

すでにこの3ポイントはほとんど通行禁止にはなっていますが、裏道含めて絶対に通過しないで下さい。なぜなら、この3ポイントを結ぶ地点に

家畜改良事業団

の施設があります。この施設は宮崎県の畜産の最重要施設で、現在、宮崎県のありとあらゆる種の種牛が居るそうです。こちらがやられた場合、宮崎牛ブランドは完全壊滅との事。

元の宮崎牛ブランドに戻すまでに、最低でも20年かかると聞いております。

宮崎の財産です、これだけは守りきらなければなりません。

ご協力をよろしくお願い申し上げます。


次に、もっとリアルな損害状況を確認して参りました。

1.川南のAコープ(JAOと呼びますが)のブランド、ヤングビーフ
こちらは、ほぼ壊滅です。ヤングビーフを肥育された農家さんが、今回の件でいなくなってしまったので、きちんとした供給が出来る物ではありません。当分、食べられなくなるでしょう。


2.はまゆうポーク
川南はメインの生産地でしたが、こちらもほぼ壊滅。原種豚センターがやられたので、必然的にそうなるそうです。豚ってのが、牛と違い、直接の交尾での繁殖を行う家畜の為、保管精子などはほぼ無いに等しく、また町外の無事な豚や町内の無事な豚を含めても、現在の供給量にはほぼ遠くなりそうだとの事。


3.ハーブ豚
こちらは浜勝なんかでも、よく見かけるやつですね。こちらもメインの生産を行っていた所が被害にあっています。勿論、県内各地でこちらの施設以外でも生産を行われていたでしょうが、中心生産地は川南だった様で、今後はハーブ豚自体の供給量に大きなダメージがあるとの事。


これら3つは今後、口にする事が困難になる事が予想されます。

更に最悪の事態と致しましては

川南のソーセージ店舗 ゲシュマック

こちらは、あじ豚と言うブランド豚を育成しており、こちらの施設はまだ無事を確認しております。

しかし、もしここもやられてしまうと、ソーセージが無くなります。高鍋の居酒屋さんには、こちらの肉のしゃぶしゃぶなんかがありますが、それも無くなってしまいます。

マイミクさんにもファンの多い、肉と店舗ですが、非常に恐ろしい状況下ではあります。

消毒の徹底と不用意な感染確認地への侵入はお止め下さい。


また、牛と豚自体がダメだと言う事は、堆肥がダメになるんだよ

と別の方からお聞きしました。つまり現在、畜産部門だけでなく、一般的な農家さんにも深刻な状況が訪れています。夏に向けての作付けが出来ないそうです。

これらを統合すると6月以降は野菜・肉、共に供給量が著しく減少する事が予想されます。

それでも、報道されないんです。僕の記したすべては、僕が書かないと新聞やニュースには載りません。

しかし、きちんと知らないと、7万6千頭と言う数字だけが一人歩きしてしまっているのです。何が無くなってしまって、それを取り返すのがいかに過酷であるのか、これを知って欲しいです。

そして、それをずっと放置してきた現政権の余りにも酷過ぎる悪行を。


マイミクさんのすべてに拡散願います。

各バイクチームやバイク乗りさんは、川南町より北部へのツーリングは自粛下さい。川南から、延岡へと菌を運ぶ事になります。

ドライブ好きの皆様も、自粛下さい。

川南より北にお住まいの方は、高鍋町侵入手前で可能な限り消毒をされて下さい。更に欲を言えば、産業道路や県道の走行はお止め下さい。国道を走られる事をお願いします。


この地で生まれ、この地で育った者としてこれ以上、俺の故郷が他の地域や人にご迷惑をおかけしないお手伝いをお願いします。

そして、ひと段落したら、少しでいいので支えてあげて下さい。

腹一杯、飯を食いに来て下さい。

どうか、どうかお願いします。

■ここまでコピペ1■
■ここからコピペ2■

皆さんありがとうございます
昨日も20人近いマイミクさんが日記に書いてくれて1件1件お礼を言いたい所ですが、バタバタしてて
今一番ありがたいのはこの現状を知ってもらうこと世論で政府を動かすしかもう手が無いんです

昨日日記に書いた仲間の輪による消毒剤の話も、政府の圧力がかかり、
“各県まず自分所の防疫の徹底をせよ。宮崎は農相みずから出向き全力で対応している”
との電話があったみたいです。

消毒剤が圧倒的に足りません。
消毒剤の事は昨日書きましたが、
人手も圧倒的に足りません。
政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。
九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。
農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触ることも出来ない、追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。
昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の700人体勢に。
それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。
県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。
保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6~21時の重労働。爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、
それでも必死になって戦ってます。
マイミクさんの旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張ってくれてます。
ホントに感謝しています。

それでも全然処分が追い付かないんです。
今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。
今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。
感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。感染拡大が止まりません。

4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。
全て殺されてしまう。それでも弱れば排出するウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。
でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。
死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、
それでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。
消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。
そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです。

また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症が疑われる農場の検査も出来ず、
テレビや報道では50件80000頭となっていますが、
俺が把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。
とにかく人手が足りないんです。

もう殺処分が追い付かないんです。首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。
「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」とか言ってる場合じゃないんです!!

ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、
しかも大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」
とか言ってますが、
その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。

皆さんにお願いです。
とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。

資材機材も、人手も、予算も…
もう国に頼るしかないんです。
よろしくお願いします。

■ここまでコピペ2■
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・宮崎県川南町の酪農家 弥永睦雄さん実名告発 宮崎の今
http://green.ap.teacup.com/mutuo/183.html
(URLの記事は5/10のもの)

・宮崎県の口蹄疫で情報の真偽が気になる方は見てください、現場の畜産農家さんが報道されないので、自ら放送されてます。
http://miyazakiust.com/kouteieki.html

・【口蹄疫】宮崎がんばれ!![畜産・酪農・養豚]> http://ameblo.jp/aphtae-epizooticae/
・支援動画(寄付の方法などの紹介)> http://www.nicovideo.jp/watch/sm10640430
・宮崎県知事のついった―> http://twitter.com/higashitiji/


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