KY日記

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一人だけの上映会

2008年01月30日 03時52分16秒 | Weblog・すなわち日常
家で思い立ったときに8mmも35mmスライドも上映できるってのは
趣味としてはかなり満足度が高い。
なのでちょくちょく自分で勝手に見ている。自分で撮った映像だけど。

後はプロジェクタがあれば映画も上映できるけれど、
最近DVDの画質にかなり懐疑的なのでできればブルーレイがいいな。
デジタルデータなら大画面液晶のほうがきれいだろうか。

最近なにやっても「過去」な感が否めないのはなぜだろう。
2~3年前のことを「あーあんなことあったなぁ」と思い出すでしょう。それが現在進行形で感じられる。
「あーあんなことあったなぁと思うんだろうなぁ」と思ってるというべきか。

修士ってよほどのヘマをやらかさない限りは卒業できるもんですね。そういう意味では、就活してた時のほうがよっぽど自分についていろいろ考えていた気がする。

今というのは過去の積み重ねなのだから、過去が今を押し上げて今の僕がいるというのが正しいのかもしれないけれど、今の僕にとって今とは未来から垂らされた糸によって手繰り寄せられていっているような感覚がある。

だから今が過去に感じられるのかもしれない。

眠れないのでラーメンでも作って食べようかと思う。

眠れぬ夜と、フィルムと

2008年01月29日 05時07分34秒 | Weblog・すなわち日常
概要集も提出し、後は発表を待つだけとなりました。
やっと作品を提出したNさんと一風堂でラーメンをすすり、家に帰るもまったく眠れず。
仕方ないので昔のポジをスキャンしてみたり。





スキャン後若干コントラストと明度を調整したけれども、彩度はまったく上げていない。それでこんな色が出るんだからやっぱフィルムはすごい。

修士でシコシコ書いた論文はフィルムとデジタルの関係がテーマなのだけど、「デジタル技術によってフィルムはもっと面白くなる!」というのが今の僕の結論。フィルムをいじるだけでは出てこなかった色や諧調が、デジタル加工によって手に入るようになったからだ。それによって、フィルムの予想される限界値は従来よりも高まり、デジタルカメラが越えなくてはならないハードルも高くなってしまった。
それをもっと沢山の人が知ることができたらいいのに…と思うのだけれども、デジタルカメラやDVのほうが便利だし、「そこそこの結果」を誰もが手にすることができる。「中庸」をよしとする日本人には、いかにも向いたデバイスなのは確かなような。

あと最近気になるのが同じスキャナで8mmをスキャンできないか?ということ。


手持ちのフィルムから一コマスキャンしてみる。NTSCのフレームサイズもカバーしてるし、思ったよりもずっといい画像が得られた。もともとピンボケ気味だったので解像感は参考にならないけれど、スクリーンをビデオで撮るよりはよっぽどきれいな結果になる気がする。後はこれを連続して自動でスキャンし続けることができれば光明が見えるのだけれども。Cとかが分かればそういうプログラムを書けるんだろうか?

例えば10フレームずつスキャンするとして
スキャン→10フレームずらす
のサイクルを外部のモーターなんかの運動含め指定できたら何とかなるはずなのだが。スキャンドライバを自分で作る必要があるかも知れんが、部分的に書き換えたりできるんだろうか?フィルムの移動にしても、8mmフィルムは一つのパーフォレーションが1コマに対応してるので、パーフォレーションの通過に合わせてpingを送ってコマ数をカウントするとか。
それとスキャンした画像を10フレームに分割して並べなおすプログラムもいるか。これはフォトショップの自動処理を工夫すれば作れそうな気がする。

うーん、やはり夜更かしの空想の域を出ないだろうか。。。

自然科学は面白い。

2008年01月27日 19時13分27秒 | Weblog・すなわち日常












今日は朝から久しぶりに天気が良かったですね。
というわけで長いこと行っていなかった植物園に行ってみた。
家から歩いていける距離にあるってのもいいですな。しかし、福岡に住んでても「そんなところあったの?」って言われるレベル。知名度はいまひとつ。

しかしこの植物園、動物園の隣にあるんですがなかなかいい場所です。特に温室は楽しい!熱帯の植物とかマジ腐海状態。あっちが真似してるんですけどね。


ここにしろ隣接する動物園にしろ、5歳以下の子供をつれた親子か園芸趣味のご老人ばかり目立つのは何か寂しい。若い人も絶対面白いと思うんだけどな。
こういうところに来ると自然科学への興味を掻き立てられます。

一冊の植物図鑑を買うくらいなら、植物園に10回来たほうがいいんじゃないかとも思うのです。

ずびび

2008年01月24日 08時51分20秒 | Weblog・すなわち日常
だいぶ長い間治りかけの嫌な感じを維持したまま風邪です。
ガツンと体調が悪い感じじゃないんですが、地味に。


告知させていただきます。
2月の10日に、薬院あたりのTaoというカフェで、写真や8mmを上映します。
まだ詳細が決まってないので、興味があったら何となく問い合わせてみてください。
今それに向けて8mmを撮ったりしてるんですが、修論も書き直しがあったりで大変です。
卒業はできないと話にならないし(まぁ卒業は出来るんでしょうが…)なんとか上手くごまかしてやっていきたいと思っています。


香港1970

2008年01月20日 04時34分23秒 | Weblog・すなわち日常
スライドプロジェクターを買ったと親父に言ったら
「それならちょっとコレを見せてくれ」って言って
古いスライドを引っ張り出してきた。













親父が二十歳の頃、当時イギリス領だった香港を旅行したときに、みやげもの屋で買った香港の風景スライドなんだそうな(親父が撮ったものではない)。

部屋を暗くして、プロジェクターで壁に投影した。37年ぶりに当時の香港を見れた親父は非常に喜んでいた。

父も母も結構な回数行ってるので、やれペニンシュラホテル(写真1枚目)が良かっただの、「ジャンボ」という海上レストラン(写真4枚目)で食事をしただの、いろいろ昔話に花を咲かせていた。(親父曰く「香港は返還前のほうが良かった」のだとか)
しかし、当時のフィルムはすっかり褪色していたので、あとでスキャンして補正してみた。状態のいいものは驚くほど良く色が残っている。なんの管理もなしにただ戸棚で放置していたことを思えばコレは立派。
色の褪せ具合がまたノスタルジーを誘う。

大学に入ってかなりの写真を撮ったけど、沢山のデジカメ写真が果たして37年後でもこうやって僕らのノスタルジーになり得るのだろうかと、思い出話を聞きながらふと考えてしまった。


それとも永遠の情報として色褪せずに残っていくのだろうか。

どんだけ捨て値なんだか

2008年01月11日 00時53分26秒 | Weblog・すなわち日常
スライド映写機が欲しいなぁと思ったので
ヤフオクを見てみたら2個で1000円(希望落札価格)。

たーけやー、さおだけー。
2本で千円、20年前の、お値段です。

てなさおだけ屋のナレーションを思い出した。
しかし古いとはいえ、捨て値もいいところだ。



この二個セットなんだけれども。右の「フジカ バーディー」のかわいさはたまらん。
現代の「レトロ調」が本質的にイミテーションに過ぎないのに対して、この時代のプロダクトはあまりにも素直に、必然の結果としてこの形をしているというのがすばらしいと思うのです。
ま、映写機ってランプとレンズさえどうにかなれば写らないわけはないので楽しめることでしょう。


…ていうかさ、

この時期になに買ってんだ、俺。
不安は物欲を増大させるというが…。

2008年01月03日 11時32分00秒 | Weblog・すなわち日常


皆様今年もよろしくお願いいたします。

去年の暮はちょっと更新滞っておりましたが、

本年度もユゴシケイタは三日より、平常どおり運行しております。

今年の一文字は名前から取って「慶」ってことで
皆様に慶びをもたらす一年になればなぁと思っております。

追伸。
年末年始で撮った写真を横のウェブアルバムからリンクしてます。
クリスマス~初日の出あたりで僕に撮られた覚えのある人、覗いて見てください。