Photoは備前地方で落葉樹は通称バベの木と常緑樹は通称カシの木です。
雪は止み午後は晴る。
先日の「薄氷」にコメントして頂いた方は、一時期僕の覗いている幾つかのサイトと、
四月にこちらで「奈良からの日記」を紹介した、森林木さんこと林賢次郎さんです。
日記を先程読み彼の情況を知ってはいたのですが、
感極まりましたので改めてご紹介します。
彼のコメントや僕のレスも保留扱いにしましたが、彼の情況を読むとこれは致し方ないことです。
彼は学生時代の後半に知り合い、よく二人で都心から住家の豪徳寺と経堂辺りに歩いて帰りました。
彼はかなり年上の方でしたが同期、お互いマイペースで生きていた雰囲気に惹かれたのでしょう。
若くして彼は既に結婚されていて、その焦りも有ったのか建築設計に対して、大変熱心に取り組んでいました。
当時僕はどちらかと云えば建築業界には、懐疑的なスタンスで絵を描いてましたが、
卒業設計だけは短期間で友人や先輩達を、大量総動員して乗り切りました。
先輩達は、お前は将来何かやりそうだから、と喜々として手伝ってくれたのでしたが・・。
そんな昭和40年代の若者気風が有ったのです。
しかしながらバブル期に僅かばかり大学に寄附しただけです。
林さんはその後、丹下健三事務所で十年前後修業し、独立して設計事務所開設をしていますが、
今年の二月から患い惨憺たる経過を過ごし、退院にこぎつけた次第のようです。
三、四年前から奈良に居を移し同業の奥さんとお二人と、
そのほか良きブレーンの方々とで仕事を継続されています。
主に関西地区にお住まいの方々には、今後とも建築家・林賢次郎さんを宜しくお願い致したいです。
林賢次郎さんは若い頃から「ゴッホの手紙」を愛読していましたが、
環境的に僕はあまり興味はない性格というか気風でした。
尚、建築家らしい実績の彼に設計を依頼すると、
全工事費用の概ね13%程度の設計料が必要になりますが、
近々健康であればそれに見合うだけの仕事は必ずできる人です。
僕が知っている林さんの若い頃からの、いろんな環境を思うと、教会建築なども是非やらせてみたいです。
彼のプロフィールや作品集にもこちらから入れます。↓
☆「奈良からの‥‥」:デジカメ日記
今後とも林賢次郎さんを宜しくお願い致しします。
崖こと、夛久 芳仁