全国切符を掴み取る為に、会場にいる選手全員が不安や緊張感、そして恐怖心を抱えながら本気で戦った関東大会。逃げ出したい自分との「闘い」も沢山あった事でしょう。
あれから1週間。佐野小ファイターズの選手たちは、またひと周り成長したように感じます。
今日はそんな6年生にひと言。
ヒロキ・・・あの日は珍しく、落ち着きがあったね。お前がいつも冷静でいればみんなが安心するんだよ。
カザト・・・あの日はよくキャッチしてたね。全国ではキャッチの他に、自慢の剛速球をもっと見せてくれよ。
タクミ・・・スピード、コース共にいい所に決まったアタックが目立ってたね。サドンでのアタックはお見事でした。
アツキ・・・トーナメントでのセットアップ時に、大声で叫んでいる姿を見て、アツキの熱い気持ちが伝わって来たよ。カラーコートでも大暴れしてくれよ。
ユウシン・・・よくキャッチ出来てたね。捕った時のユウシンの顔は、気持ちにゆとりがある顔だったね。全国でもナイスキャッチして、天高く拳を突き上げよう！
この日の佐野小、キャプテンが落ち着いていましたね。運良く予選を1位で通過すると、トーナメントの初戦は高階イーグルファイターズさんです。相手エースのパワーに圧倒され、当たる当たる(T-T) しかしキャプテンが慌てずにひとりひとり決めて行ってくれ、同点、そして逆転という展開になり、辛くも勝利。(>-<) ベンチで観ていて相手チームの指導方針も勉強になった1戦でした。
続く準々決勝は、全国出場権利を賭けて、いつもお世話になっている大谷ブルーウインズさんです。当然いつも強いですが、こういう時の大谷さんの集中力には、目を見張るものがあります。終始流れを掴む事が出来て2セット連取。
準決勝はたぶん初対戦の桜川ドッジボールクラブさん。序盤は相手ペースでゲームを進められ、嫌な雰囲気が漂いました。しかし、ここでも選手たちは落ち着いていました。自分たちのドッジボールで流れを引き戻し、2セット連取。試合後に監督さんとも話をする事が出来て光栄でした。
そして迎えた決勝。相手はこれまたいつもお世話になっているDSBさん。1セット目は悪いパターンが出てしまい敗戦です。相変わらずDSBさんは強いです。(・・；) 2セット目は細かいところを修正して、何とか同点でサドンになりました。(汗) ジャンプボールを制し、ゆっくりパスを廻しキャプテンから正外野の副キャプテンにナイスパス。誰もが「行け！」と思った瞬間、補給から素早い動作でのナイスアタックが決まり勝利。そして3セット目もベンチにいる大人より、子供たちの方がやっぱり落ち着いていましたね。(笑) この日1番の集中力を「魅せて」くれました。
大会運営してくれた関東ブロック連絡会及び各都県協会のスタッフ、関係者のみなさん、寒い中、体と共に温まる熱いジャッジをしてくれた審判員のみなさん、体育館中に響き渡る割れんばかりの大声で応援してくれた保護者のみなさん、当日対戦してくれた各チームのみなさん、お世話になり、ありがとうございました。
第23回 春の全国小学生ドッジボール選手権 関東ブロック大会
佐野小ファイターズ・・・・・優勝
まだドッジボールが出来る事に感謝し、遠く名古屋の地で、その日1番最後までドッジボールをやっていられる事を夢見て、佐野小ファイターズ頑張ります！
