2011年10月期のドラマ平均視聴率ベスト3を調べました。
(対象:1クール3ヶ月,プライムタイム(19:00-23:00)1時間もののドラマ。数字はビデオリサーチ社調べ)
第1位 家政婦のミタ 全11回
25.2% (最高40.0%=最終回,最低18.7%=第2回)
第2位 南極大陸 全10回
18.0% (最高22.2%=第1回,最低13.2%=第5回)
第3位 私が恋愛できない理由 全10回
15.95% (最高18.4%=最終回,最低14.8%=第3,5,8回)
今期のドラマと言えば何といっても「家政婦のミタ」ですね。
最終回で40.0%を獲得し、平均も25.2%と2005年1月期の「ごくせん」
以来の25%超えを果たし、文句なしの第1位となりました。
当初は「南極大陸」との一騎打ちとなるかと見られましたが途中からは独走。
巷の話題を独占し、記録と記憶に残る作品となりました。
第2位は「南極大陸」
当初は首位を走っていましたが、数字は右肩下がりで第5回では13.2%と危機的状態に。
しかし、後半何とか盛り返し、最終回では22.0%を獲得し、平均18%まで持ってきました。
木村拓哉さん主演で平均20%超えが期待できた分物足りない数字ではありますが、
それでも2011年の年間上位3本に入る平均視聴率は立派と言えそうです。
そして最後までもつれた第3位。
最終的に「私が恋愛できない理由」が15.95%で第3位を獲得しました。
第4位の「謎解きはディナーのあとで」の15.93%をわずか0.02%上回っての第3位。
最終回の前までは「謎解き~」が上回っていたのですが、
最終回で「私が~」が18.4%を獲得したのに対し、
「謎解き~」が15.4%と伸び悩んだことで最後の最後で逆転となりました。
月9ドラマが平均視聴率ベスト3に入るのは2010年10月期「流れ星」以来、
1年ぶりのこととなります。
今期は平均18%超えのドラマが2本、
そして「妖怪人間ベム」を含めた5本が15%超えを果たし、
久しぶりにドラマが活況を見せたクールだった言えるのではないでしょうか。
これは連ドラ復権の兆し??
来期も期待作が何本かありそうですし、
この調子でドラマが盛り上がることを期待してます。