昨日はしょっぱなから落ち着きのない日だった。
いつものようにスケジュールを記入したノートを身に携えて現場に向かい、
どのように対処しようかと大工さん達と難題に挑んでいた最中、
幾つもの着信音が鳴る。
その時、小生は電話しながら手に持っているそのノートがどうにも邪魔でしようがないのを感じていた。
そうこうしている内にお昼になり、一旦現場を離れる。昼食もままならず別の打合せに入る。
心の片隅でノートを持ってないのが気になってしょうがない。再度現場に戻り難題を解決する。
"よしこれでいこう!"と決め、ようやく気になるモノを探し始める。ない! どこにもない!
明日のスケジュールはうる覚えだ。それどころか今日はこの後何をすべきだった?
ひょっとして車の屋根にでも乗せて走ってしまったのか?
何度も自分の行動をプレイバックし乍ら眠りに就く。早速、今朝一目散に現場へ向かう。
昨日確認した処をもう一度・・・あれ?あったー!!
養生のカーテンで隠れてはいるが、作業を行った部屋の出窓カウンターに佇んでいる。"よっしゃー"と思わずガッツポーズ。
往々にして焦っている時はそんなもんですね。
やれやれ今夜は良く眠れそう・・・いやいや次なるミッションが渦を巻いて待ち構えているのでした。
SINCE1962
