自転車がよかったが、寒いので車。
昼はマルナカで買ったおにぎり1個。
お腹はすくし、足は棒のようになるし…。
たまらなく寒いのがつらかった。
訪問先のおじいさんに「ようもまぁ、こんな寒い日に、あんた、来るなぁ」と呆れられた。
風が強くて寒くて、また風邪がぶり返しそうだった。
最後は声が嗄れて、出にくかったし。
今日は、本当に風が強くて、湊川にまで白馬が走っていた。（向こう岸の方の白いのがそう…うまく写ってはないけど）
川でこの光景を見るのは初めてだった。
それでも嬉しかったのは、夕方ある企業を訪ねて行き、間違って違う道に入ったときのこと。
そこで別の企業さんの車があったのでお尋ねした。
「うーん、もうちょっと北に走って、そこから東に入るんですよ」と30代後半くらいのイケメン男性が言う。
「ありがとうございました」と走って行ったが、やっぱり入り口が分からない。
路肩に止め、バックしていたら、その運転手さんがわざわざ私の車の後ろを付いてきてくれていたようで、寒いのに曲がり道に立って、「こっちですよ」と教えてくれた。
〝やさしいー〟
感謝だった。
配布が個人の家で特定できず、会社に持参させてもらったのだが、本当に助かった。
帰りに車に乗り込もうとすると、ちょうどＣ君（私よりも2歳くらい上のはず）から電話。
〝うわぁ、懐かしいー〟
今年の夏、高松祭りのあとで一緒にＣ君と飲みに行こうと計画していたのだが、娘たちの参加もあり、そのまま飲まずに帰ったのだった。
最後に高松で1時間くらい一緒に飲んだのが、8年くらい前だと思う。
そのころは時々、大勢でビヤガーデンにも行ったし。
「ノルウェイの森の映画公開で、ここのサイトに行けば案内が見られるよ。女性が好きな映画でしょ？」との電話だった。
ノルウェイの森かぁ、昔読んだなぁ、とこれも懐かしい。
映画情報よりも、久しぶりの元気な声が嬉しかった。
「今、訳あって文章を書いている」と言う。
文章を書き出したと聞くと、これまた嬉しい。
私も、「今年、7年ぶりくらいに香川菊池寛賞に応募したんよ。ウオーミングアップの気分で…」と。
「賞をもらっても消えていく人が多いんだから。ご褒美の賞なんかよりも、YOUはコンスタントに書き続けていって。それが願いだから…」と励まされた。
話が続き、失業したことも知った。
会社が閉鎖したので失業保険をもらっているが、職探しを始めたそうな。
〝そっかぁ、みんないろいろと大変なんだぁ…〟とは思うけど、元気な声に安心した。
私は時々、Ｃ君が電話してくると〝あ、ついに結婚の報告？〟と勝手に思ってしまう。
イケメンでいい人だから、いっぱいいそうなのにね、理想が高いのかな（笑）
頑張ってね！！ ファイトだよ！！
再会を約束して電話を切った。
と言っても、なかなか会えずに、もう8年になっているんだけれど。友達だから元気でいて、たまに気楽に連絡してくれるのでいいよね、と思っている。
疲れたときの懐かしい人からの電話や、親しい人からの電話は、本当に元気が出る！
帰りは高速道の下の側道を通って帰った。
やっぱり近い気がする。
帰れるーど！ でスピードを出そうかと思ったときに、おまわりさんが眼に入った。
スピード違反の検問か、ただの検問か？
どっちにしてもよかった、捕まらないで。
側道は確か、40キロ制限でなかったかな？ 30キロではないよなぁ？ 走りやすい直線なのに、ちょっとスピード出したら捕まってしまう。
寒いし、暗くなっていたのに…ご苦労さん。
