雨になりそうなので朝早くに洗濯をして、南蛮漬けを作る。
意外と好きなのが、レンコンの南蛮。
昨夜のうちに小さめのアジを買ってきていたので、頭、内臓、しっぽ、ぜいごを取り除き、水分を拭き取って小麦粉をまぶして揚げるのだが、魚で油が汚れる前に、レンコンの乱切りを揚げる。
酢、砂糖、醤油少々、すだち酢(これがポイント。味がまろやかになる)を混ぜて、それに揚げたてをつけ込む。
玉葱とピーマンも薄切りにして漬ける。
だいたい、半日とか翌日の方が野菜もしんなり、魚にも味が染みて美味しい。
酢で柔らかくなった骨まで食べようと思えば数日かかるが、豆アジの季節じゃないので、なかなか…骨までは難しい気がする。
料理大好きなので、気持ちよくしていたら、誰かにじーっと見られている気がして、振り返った。
カマキリ君だ！！
かわいい。
やっぱりキモい。
午後からは国勢調査に出る予定なので、昼前の時間があるときに、とにかく料理を作っておく。
どんどん、気持ちよく作りすぎて…。
肉じゃが、ちらし寿司、小松菜の煮びたし、煮物、サラダとありすぎ。
このあと、焼きそばまで作ってしまった。
油を多め。そこに麺を入れ、一切動かさない。
(IHの火加減が難しく、やや焦がしてしまったけど)
香ばしく焼き色を付けるらしい。
それでひとかたまりにして全体を返して、焼き色を付ける。
それをいったん取り出し、次に、炒めた具材と初めて合わせて、フライパンで火にかけ、そのときに混ぜる。
「どうしてそうするかというと、麺だけのときに混ぜてしまうと、どんどん油分を吸って、麺が油っぽくなります」とテレビで先生が話されていた。
やってみた。
確かに、美味しい気がする。
でも、やっぱり油よりも麺を入れて酒をかけ、それから動かさずに焼く…このいつもの焼きそばの作り方の方が、中はふんわり、外はカリカリになって美味しい気がする。
料理は、まだまだ研究の余地があるかも。
午後からは国勢調査に出る。
天気予報では雨と言っていたけど、本当に正確やなぁ…。
自転車で出たので、降られてしまった。
1軒ずつ終わらせて行く覚悟で。
1軒は外出されるところをつかまえた。やったぁー！
「用紙ない」というので渡し、郵送してもらえるように頼む。
1軒は、昔、うちの塾で数学と硬筆を教えていた家庭。
「用紙がある」「いや、ないかな？」で、お父さんは一人ですったもんだ。
「本当に忘れていて、ごめんなぁ」と平謝り。
今から、郵送してくださるとのこと。
教え子のお父さんだから、そんなに邪険にはされないが、〝早く出してよ〟と思う。
1軒は、最初、「拒否したい」とのこと。
「最終は、ご近所に聞き取りさせていただくようになります。せっかくお会いできていますし、できれば提出でお願いできませんか？」と低姿勢で。
すると、1時間して携帯に電話。
「用紙、新聞と一緒に捨てています」と。
雨の中、また持参する。
すると、「YOUって、僕よりも一つ下の学年？」と急に言う。
〝え、えっ…〟と固まる。
覚えがない！
すると、そのご主人、「バレー部に、Ｍ君いたけど、同級生よね？」と。
「あ、同級生です」と答えながら、〝へっ－！ 老けた感じやけど、一つ下かぁ〟と思う。（ナイショ）
「YOUは中学のときに見かけて知ってます。今日、見て思い出しました」と。
「学年に230人も同級生がいて、目立ってなかったけど？ ごめんなさい、私、覚えてないです」と言うと笑っていた。
あとで家に帰って思い出したのだが、中学3年生の時に、誰か、バレー部の後輩が「先輩のラブレターです」と配達に来た。
もしかして…その彼が、今日のご主人ではなかったか？ と思う。
そのときには、〝なんでクラスは違うけど、同級生なのに自分で渡さないの？〟という意識しかなかったから、あんまり顔は覚えてないけど。
ひどい文面で、これでは話もできないでしょ！ の記憶だけだ。
とにかく、地元では、どこに知っている人がいるか分からないんだなぁ、と実感。
あとは、アパート1室に4人の独身者が住まわれているとこにもお会いできた。
日曜で少しは仕事が進んでやれやれ！！
料理が楽しくてたくさん作り過ぎたなぁ…と思っていたら、そういうときは必ず………。（におったか、予感がしたのか）
やっぱり、夕飯に、「YOUの料理が美味しいから」と3人組がやってきた（笑）
そして、ビールやカクテルを飲んで、賑やかに食べて帰ってくれた。
私は飲酒なし、食べ物も控えめで。
ただ作るのが好きなだけだからいいのだけれど。
ありがとう、明日も同じものを食べずに済むので助かった(^^;)
