先週の土曜日(20日)は運動会でした。
Reiにとっては保育園生活最後の、Meiにとっては初めての、そして2人で一緒に参加する最初で最後の。
Mieは1歳児クラスなので参加種目は1回きり。内容は、消防車に見立てたプラスチックケースに子供が入り、親が引っ張るというものです。
競技直前まで少しグズッていたので、
「Meiちゃん、あの消防車に乗りたい?」
と聞くと、
「うん、乗りたい!」
と次第に目を輝かせて競技をみつめるようになりました。順番待ちにウズウズ。
“いよいよ出番”となると、スタスタと障害物を渡り消防車へ。
競技中の放送の声でも『速い速い~』と聞こえ、スムーズにアッサリ終わりました。
Reiは5歳児クラスなので、参加種目は6つ。その他、別のクラスの競技の手伝いをするという具合で、出づっぱりでした。
徒競走、親子競技、リレー、遊戯、玉入れ、組体操。
そして、やっぱり…
やらかしました。。。
まずはリレーで。
4~5歳児クラスが合同で3チームに分かれてリレーをするのですが、ちゃんとバトンも使っています。
Reiはアンカーの1つ前。黄色チーム。
それまでの走者が頑張って、3位とはトラック半周の差をつけて2位でバトンが渡りました。
Reiがさっそく走り始めます。...と、ところが、1/4周を走ったところで(たいして走っていませんが
)なんと減速してしまっているではありませんか!
そして、バトンを頭上高くでクルクルを回し始めました。
(えっ!!!どういうこと?)
そのスピードじゃ追いつかれないか?と身内はハラハラ。周囲の親たちは『面白~い』とクスクス。
その遥か後ろから3位チームはまじめに走り、徐々に迫る迫る!まったく気にしないRei。(笑顔でバトンをクルクル~ッ)
そして抜かされ…。
挙句、次に構えるアンカーまで数mのところでバトンを落とし、拾うこともせずに『あー終わった終わったー』的な感じでトラックの中へ歩き始めてしまいました。
落ちたままのバトン、横をすり抜ける2チームのアンカー、スタートの姿勢に1人で構えたままのアンカー、『バトンが渡っていませんよー』と繰り返されるアナウンス、トラック内の待機位置へトロトロ歩くRei。
アチャー…
もうアカンでしょう。この状況。
あまりにアナウンスに耳を傾けないので、とうとう先生が走ってきてバトンのところまで連れて行ってくれて、そこからまた走りだしました。
やっとアンカーにバトンがレースが続けられたのですが、他のチームは既にとっくに走り終わり、周回遅れもいいところ。
(本当に申し訳ない。。。本当に。。。)
アンカーは拍手で迎えられ、やっとレースは終了。
そして、成績発表のアナウンス。
アナウンス 「3位、黄色チーム!」
子供達 「・・・。(シーン)」
アナウンス 「あれ?喜んでください?みんな頑張りましたよ。」
子供達 「・・・。(シーン)」
(ホント、すみません。)
子供たちの舞台の外で、青ざめるしかない親です。
しばらく立ち直れませんでしたが、とりあえず気を取り直して、その後の競技を見学することにしました。
遊戯では『よさこいソーラン』を踊っていました。
怪しげな感じでしたが、な、なんとか踊りはみんなについていけていた気がします。
踊りの後半では2名が真ん中で旗持ちをしていました。Reiもそのうちの1人…なのですが、振り回さなくてもいいタイミングでもやたらに振り回し、旗が翻るのを楽しんでいる様子でした。(空気読まない…
)
踊りが終わって退場する時も、もう一人の子は“ピシッと”旗を立てて退場コースを誘導しているのですが、Reiは“バサバサーッ”と翻しながらタラタラと歩き、再び先生が走り寄り、旗を押さえつつ誘導させられていました。
おそらく注意されていたのだと思いますが、まったく聞く耳持たず、“バサバサーッ”と。
日頃の先生の苦労を思うと、頭を下げるばかりです。
そして、精神的に疲れた運動会でした。