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壮絶!駒大苫小牧vs早稲田実業

2006年08月22日 12時56分23秒 | スポーツ(サッカー日本代表)
昨日、壮絶な戦いがありました。決勝戦再試合。駒大苫小牧vs早稲田実業。
なんといっても、両校の投手が光りました。
早実斎藤投手は、4日連続一人で投げぬき、駒大苫小牧の田中投手は3日連続で登板しました。本当にありえないですよね。
早実斎藤投手は、センバツで連投して、そこから、スタミナをつけるために、走りこんだらしいです。そのため、スタミナにはだいぶの自信があったようです。
一方、駒大苫小牧の田中投手は、冬の北海道で、厳しい練習に耐え、そこから生まれてきた、スタミナや力というのは、斎藤投手に全く劣っていませんでした。

さて、試合なんですが、僕には2つのターニングポイントがあったと思います。
1つ目は、6回裏、早稲田実業の攻撃。
2死から、四球で出塁し、バッターは8番白川。
ここで、田中投手は捕手のサインに何度も首を振りました。これを見た、白川選手は、ストレートが来ると思ったそうです。
その通り、狙っていたストレートをふりぬくと、レフトフェンス直撃のタイムリー2塁打となります。ここでの、投手と打者の駆け引きが1つのポイントになったと思います。

そして、もう1つは、9回表の駒大苫小牧の攻撃。
無死から、ヒットで出塁。バッターは、3番中沢。
斎藤投手が投げた甘いスライダーを見逃さず、バックスクリーン横にホームラン。1点差に詰め寄った場面です。
僕は、斎藤選手が逆にこれで良かったんじゃないかなと思います。
ホームランの方が、またランナーがいなくなりますし、心の整理が十分できます。
もし、ヒットでランナーが溜まっていたら、リズムが狂ったと思います。でも、ランナーがいなくなった事で、また切り替えが利いたんじゃないかと思います。=早実が3点リードしていて、良かったと言う事にもなりますね。

そして、最後は、得意のストレートで田中選手を三振に取り、試合終了。
2日間に及ぶ決勝に幕が下りました。

今回の甲子園は、ホームランが60本飛び出したり、このような劇的な決勝があったりと、話題が尽きなかった甲子園だったと思います。
僕も、高校生ながら、こんなに気持ちが入った大会は初めてでした。
本当に最後は感動しました。今度は、プロで活躍して欲しいです!