飯塚美明議会活動報告

村会議員としての活動を報告します。

片品村の財政診断

2007-07-19 08:41:03 | Weblog

議員として村に出向き今まで知らなかった情報を知ることが出来ました。
議会や委員会における議員活動も8月は少なくなり、9月から始まる定例議会までは私独自の活動が中心となります。これまでの主な活動の報告として新聞を作り、お配りして、読んでいただきたいと思い計画中です。

片品村の財政診断を次の七つの指標を用いて行ってみたいと思います。ただし、H17年度は決算書から、H18年度はまだ決算書が出ていませんので速報用の数値を使用しました。
財政力指数  H17年:0.28、  H18年:0.28 1に近い程財政力が大きい、1以上なら地方交付税不交付となる。財政需要額に対する税収の割合、3割以下が多数)

実質収支比率  H17年:3.8、  H18年:4.0(3~5%が好ましい、-20%を超えると赤字団体、歳入歳出差引額がどのくらい残ったか)

経常一般財源比率  H17年:98.3%  H18年
99.8%100%を超えると安心、高いと財政の自由度が高くなる)

公債費負担比率  H17年:15.3  H18年16.620%危険水準、小さい方が良い、一般財源の何%が公債費か)

実質公債費比率  H17年:14.8  H18年:13.1(隠れ債務炙り出し指数と呼ばれオグナスキー場等の債務も含まれる、18%以上なら地方債は許可制となる)

起債制限比率  H17年:6.2  H18年:5.5(10%までは健全、公債費の財政負担割合を判断する指標、最も重要な指標)

経常収支比率  H17年:90.2%  H18年:88.6%90%を超えると少々注意、固定費の割合で残りの割合:H18年は11.4%、が自由に使えるお金


以上のように各指標は安全水準にあり、片品村の財政は健全な状態にあると私は判断しています。
これは個人的な見解でありますので皆様は上記指標によりそれぞれ判断してみて下さい。


議員懇談会がありました。

2007-07-19 07:31:10 | Weblog

7月18日、議員懇談会がありました。
この懇談会は今までなかったもので、6月の全員協議会で提案され、「毎月1回、村で起こっている問題について議員全員で考えて行こう」という主旨で設けられたものです。

もう一つ、新しい試みとして、観光産業委員会の管内視察後の会議で、「毎月1回観光産業委員会も会議をしましょう」との提案で、オグナほたかスキー場の問題やシャトルバスの提案、後で述べるバイオマス構想の提案について、7月11日の第1回目の委員会で検討しました。H18年より委員会も議案の提出が本会議にできるようになりましたので、観光産業委員会独自の議案提案をしていきたいと思っています。

昨日の議員懇談会の内容についてご報告致します
①、オグナほたかスキー場の将来に対して、現状を的確に把握し、どのような対策を考えていったらいいのかを検討する委員会を、村長さんの諮問機関として設けていただくようにお願いすることが決まりました。
②、観光産業委員会としてバイオマスタウン構想の為の研究会を行うことの提案をしました。詳しいことはこれから行います研究会の後、その都度ご報告いたします。
③、総務文教委員会からも、毎月一度委員会を開いて行くとの報告がありました。

議員としての役目は、行政(予算の使い方も含む)のチェック機能と、現在抱えている問題の解決、将来の片品村の展望をきちんと出すこと、と考えています。
少しは片品村議会が良い方向に変化していければと願って行動してます。


観光産業常任委員会がありました。

2007-07-11 23:20:52 | 日々の活動に関して

7月11日、観光産業常任委員会が15:00~ありました。
今日の議題は、
オグナほたかスキー場の将来について、どのように対策を考え、また、来場者数の増加をはかり、経営を安定させるにはどうしたらいいか等を検討する委員会を、どう作っていくべきかについて意見交換をしました。
とるべき過程を経て、委員会が構成されてくると思いますので、またお知らせします。

シャトルバスの運行について提案しました
具体的内容は、
中学生の通学用に朝、夕の運行を
(中学生の御父兄より車での送迎は毎日大変であるのでシャトルバスがあれば助かるのだがとの意見がありました。)

関越バスの運行路線まで遠くて
、歩いて行くのができなく、自分の車もなく、買い物や病院に行くにも大変苦労されている一人暮らしの高齢者(特に女性)が、通学時間をはずれた時間帯に利用できるように考えられないか。

鎌田の商店街が廃れて、スーパーマーケット等の商店が無くなった時の不便を考えると今の内に鎌田に高齢者が集まり買い物をし、商店街が活性化する仕組みを作っておくためにもシャトルバスの運行を考えなければならない。

関連で寄居山温泉に和室の広間を作り、高齢者がお風呂に入り、グランドゴルフをし、おしゃべりをして、1日を楽しく過ごせる場所を造るべきであり、そのためにシャトルバスが必要である。(寄居山温泉は損益計算書では赤字です。売上アップにより黒字化を図る必要があります。)
400円の温泉代で1日楽しく過ごすことが唯一の楽しみと思う高齢者も少なからずいらっしゃると思います。

この提案を地域再生法として国に提案して認定されると、地域再生基盤強化交付金
がもらえますので、これをうまく利用できないかの検討を担当課長さんにお願いしました。


7月6日管内視察をしました。④

2007-07-10 22:45:56 | 日々の活動に関して
7月6日管内視察がありました。
スノーパルオグナほたかについてご報告致します。
H18年度の来場者数は63073人(対前年度比86.2%)でした。
このスキー場の売上で借金返済を含め全ての支出を賄うには、約10万人
の来場者がないと出来ないようです。
現状は支出の不足分と借金の返済に、村の一般会計より数千万円の補助を
うけて毎年やり繰りしている状況です。
厳しい片品村の財政事情からこのお金を出すことは大変な状況ですが、地域
の地場産業として、そして冬の雇用を支える職場として、裾野の広い事業であり
ます。来場者数を増やし、売上を伸ばす対策や、これからの将来展望を真剣
に議論するための諮問委員会のような組織を作っていただけるように相談中です。
このスキー場をどうするかを、影響の大きい地域の方々意見と知恵をお借りして
真剣に考えて行かなければならない時期が迫っています。

7月6日管内視察をしました。③

2007-07-10 22:15:00 | 日々の活動に関して
7月6日管内視察をしました。
越本にあります北部浄化センター花咲クリーンセンターについて
ご報告致します。
北部浄化センターはH13年に供用開始、H19年には150軒の加入が有りますが
加入率はまだまだ低い状況です。
花咲クリーンセンターはH15年に供用開始、H19年には61軒の加入があります。
しかし、加入率がまだまだ低く片品村下水道等特別会計 H19年度予算書では
歳出予算・約2億円を、使用料約1600万円、国からの補助金6400万円、
県からの補助金6400万円、村からの繰入金約5560万円で賄っています。
(歳出予算2億円の中には借金返済4180万円が入っています)
村からの持ち出しを少なくする為に加入率を上げることを村としても思案中である
との説明がありました。
皆様も加入をご検討下さいますようお願い致します。