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病院、医者選びについて

2023-03-22 02:40:00 | 素人が考える病気とか健康とか
病気になった時は病院で医者の判断に委ねるということが原則になると思います。昨今はネット情報や雑誌などで、名医のいる病院。などが出回っているので、病院や医者探しに対して一つの判断材料になるかと思います。

しかし、私が病院や医者に対して学んだことは、患者は医者の判断に対してノーとは言えないということです。例えば医者が風邪と診断して、処方箋を出して薬をもらいそれを飲む。この流れに対して、いやこれは風邪ではありません。とかこの薬は間違っている。とかいう反論は余程の知識がないと出来ないと思います。また、名医がいる病院は確かに名医がいるのだと思いますが、自身の病気にどれだけその名医が関与してくれるのでしょうか?患者は病院を選ぶことはできますが、一度病院に行けば後は全てを信じて身を委ねるしかありません。ここが大いに考えるべき所です。

私は名病院と雑誌で紹介された所で、心房細動で2度カテーテル手術を受けました。しかし治りませんでした。2年放置をしていたからその報いだと思っていました。放置の後心不全を経て、カテーテルを受けた病院に紹介されたかかりつけ医に通いました。かかりつけ医は、近場で良かったのですが、私には合わないと思う部分もあり、疑問を持ちながらも、また病気を放置したと言われるのが悔しくて通い続けました。

しかし転職して健康診断をきちんと受ける様になり、問診の時に先生に相談をした所「まだ若いんだからもう一度カテーテルしてみたら?」と言われました。私は50歳近い年齢なので、まさか若いと言われるとは思いませんでした。半信半疑でとあるバーに話をしてみた所、バーに通っているお客様に循環器内科の先生がいらっしゃると言われました。その先生にお話をした所、最新設備がある病院を紹介してくれると言われ、紹介してもらいました。

その病院はさいたまにありましたが、私が本屋で見た名病院の雑誌には名前がありませんでした。しかし藁にもすがる思いで身を委ねてみた所、先生の初診は6年も経過しているから元に戻すのは難しいとのことでした。しかし私は1%の可能性があるならカテーテルをして欲しいと訴え、先生におすすめを聞いた所、電気ショック治療で一瞬でも元に戻るならカテーテルをしようとおっしゃってくださいました。経過省きますがカテーテルをすることになり、3ヶ月正常を維持し、その後不整脈になりましたがまた電気ショック治療と薬を飲み正常になった状態で今に至ります。

長くなりましたが、患者は医者の判断にノーと言える知識がなければ全てを委ねるしかありません。病院選びも口コミやネット情報、雑誌を信じるしかありません。

意図的に誤った判断をする医者や病院はないと思います。しかし自身に合っているかどうかは別問題です。また、信頼できる医者に早く出会えたらそれはとても幸運です。しかし一つの病院にずっと通い続けることが必ずしも自身にとって良いこととは限りません。その病院、医者が良いとか悪いとかを言っているのではなく、自身に合っているのかどうかなのです。先生が忙しくてあまり話をきいてくれない。副作用についてきちんと説明してくれない。自身の予定より病院のスケジュールを優先される。こんなことはないでしょうか?

病院の判断にノーを言うことは出来ませんが、疑問を持つことはできます。結果が自分の思った方向に向かないのなら、周りの方々にお話出来る人がいるなら、話を聞いてもらってください。セカンドオピニオンも良いと思います。ひょんなことから突破口を開いてくれる方が現れるかも知れません。転院は面倒ですし、勇気がいります。しかし自身の命が大切なら、何度も調べてみる、話を聞いてみることは大事だと思います。


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