アモス日記

聖書の預言者精神で社会事情を批判し、正しい聖書のビジョンを示す「カナ共同体」代表・安田由久のエッセイと活動日記。

世界は今【13】ソロスは警告する

2008年10月03日 09時35分51秒 | Weblog
世界は今【13】081003 ソロスは警告する


ソロスは警告する

「ソロスは警告する」(ジョージ・ソロス・講談社発行)が大変、注目を浴びている。彼は金融界の人間なら誰でも知っている投資家である。現在78歳。ポーランドからナチスの迫害を逃れて米国に移住し、裸一貫から1兆7千億円の個人資産を築いた伝説的投資ファンド家である。この本は2008年4月に上梓された新著でこの時点でソロスは、「今年中に世界経済は大恐慌以来の巨大バブル崩壊を迎える」と警告を発したのである。ソロスの警告はズバリ的中し、秋一番に吹き荒れた米国の金融バブルの崩壊の報道は、世界中を震撼させたのである。ソロスは投資家として世界一の確かな視点をもっていて動かない。その投資哲学は、実は聖書にある。聖書の歴史観をしっかり把握しているのだ。日本の投資家、資産を運用する者は、ソロスがしたように聖書をしっかり学び治すことが必要だ。ソロスの警告は、旧約聖書の教えに実に忠実であり、それを固く守る。事実、聖書は神の言葉であり、世界万物を創造された神の保障があるから、当然といえば当然である。日本ではこのように聖書を読みこなし、ビジネスに生かす人はほとんどいない。解説者の日本人が、このことを分からないので歴史哲学としか解説していないのは大きな間違いである。世界は今、ソロスがしたようにグローバルスタンダードである聖書をもう一度、真剣に読み直そうと必死である。このことに無知、無頓着なのは、日本だけである。これではソロスの警告を日本で生かすことはできないであろう。

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