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いたこわ漫遊喜 -霧ケ峰山麓発信-

 脳出血からの後遺症13年目、前に歩め歩めの毎日。
   (起・HP2005.1・blog2005.8~ )

“ 身に入む ”

2009-11-05 | Weblog
 「身に入む(みにしむ)」で秋の季語。
 歳時記によると「もともとしみじみとしみ通るように身に深く感じる意」とあります。

 季節は秋、時は夕暮れ、蕭々(しょうしょう)と吹きすぎる秋風の絶えま絶えまに聞こえる、あわれがあります。そこはかとなき哀愁がこめられています。それを包む自然はさびしく暮れていく草深い野辺であって、底深い深さと広がりをもって迫ってくる感がします。

 私が描く今は、秋の残照に映える紅葉の燃えるような赤・黄色 否 鮮やかな紅色かな。朝・夕の冷え込みが厳しく、日中との寒暖の差が大きければ大きほど鮮やかさを増します、一面、骨身に沁みる秋の淋しさを 「ご忠告、身に沁みました」とか「寒さが身に沁みる」とも使い、晩秋の名残惜しい寂しさをあらわすのにもつかいます(一人部屋の窓から)。

【ずく新川柳】
   * 木の葉ふむ いそぐないそぐな 秋終わる
   * 晩秋の 彩残したい 私だけ
   * ぞんぶんに 使い果たして ゴミへいく
   * 脳障害 残してくれた 左身よ
   * 夢はまだ 掃き捨てないで 残したい
   * 集まると 食べる話が また出るよ
   * 新議員 当選してから 研修会
   * 夢はまだ かたまりません 冬がくる
   * 決まらない 出来ないままで 秋終わる
   * こんな世に 生きるみんなも 辛いわな~
   * 高齢者 今の世の中 まだ子供
   * 蟻さんの 無駄のないこと 見習えよ 
   


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