Skyclad - A Semblance Of Normality
イギリスの民謡調メタルバンド、スカイクラッドの最新作を扱ってみます。
ろく枚目のアルバム、Irrational Anthemsの「剣の舞」のカバーが印象深いこのバンド、
はやくも11枚目のスタジオアルバムとなるようです。聴いていると
にくが食べたくなるバンド、コルピクラーニと似たような音楽性なのでこの手のものに
ほれこんでいる民謡調メタラーにはかなりお勧めです。前作から
へんな(失礼かな?)声質のボーカルから割と聴きやすいボーカルに代わっていますし。
とはいえ、独特なリズムやバイオリンが鳴り響く個性的な音楽性に変化はなく、
ちからの入った作りのアルバムです。曲のほうは、イントロ明け一曲目から彼ら独特の
リズムが印象的な疾走曲で、早速バイオリンが大活躍。3曲目もアコギを使うなどして
ぬくもりのある酒場のような雰囲気が独特な疾走チューン。間奏とかで、フ
ルートとか入ってたらもっと面白い曲になりそうな気も。次は4曲目
を紹介。サビの歌の裏で淡々と鳴っているバイオリンがイカスアップテンポチューン。
ワイルドな早口のボーカルとコーラス付きのサビが印象的な7曲目、落ち着いた
かんじのイントロからアップテンポになるちょっと意表を付いた9曲目、
よい雰囲気のアコギから始まるミドルテンポの11曲目は歌メロが印象的な曲です。最後は
たいこ(ドラムっぽくない)から始まりバイオリンとアコースティックギターが絡んでくると言う
れいの如くなアウトロ。
そんな感じで、個人的にはこのバンドの作品では前作と並んでかなり好きなアルバムです。甲乙
つけがたいですね。完成度が高く、非常に良いアルバムです。
ネット上の評判はそれなりですね。国内では扱っているサイトがないですが、海外ではそれ
なりの評価を受けているようです。日本では一般受けしないと思われるバンドだか
ら仕方がないかもしれませんね。
ジャケットデザインも…どうなんでしょうか。
むちゃだったのが2000年のFolkemon。ピカチュウ@ポケ●ンをジャケに起用してます。
うーん、こんなところでしょうか。
閑。さんの記事に触発されてやってみました。
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クリエとZenの記事のトラックバックされた方、ありがとうございます。
クリエは我が家では2台現役なのでさびしいニュースでした。当分は今のSJ33が現役で頑張ることになりそうです。
Zenは相変わらずコストパフォーマンスでは上位に来ているようです。iPodの新型ともどもチェックして行こうと思います。