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無題放免

バンドやってます。

灼熱のハードロッカー

2006-06-18 | つれづれ
ロニー・モントローズというアメリカ人バカテクギタリストがいる。アルバムごとに方向性を変えるのが好きみたく評価の別れるギタリストだ。
一番最初に聴いたのが、1973年発表の1stアルバム。アメリカ人にもこんなかっこいいハードロックが作れるんだと目からウロコが落ちた。ハードロックはイギリスの専売特許だと思っていたからだ。アメリカ産のハードロックってどこか明るく疾走感があり、ブリティッシュハードロックのような重々しさ、仰々しさはない。これって気候の差もあるのか。メンバーは西海岸出身者。さらにプロデューサーが西海岸出身のテッド・テンプルマン。このプロデューサー、ドゥービーブラザースで成功を納めヴァン・モリソン、リトル・フィートとプロデュースし次にこのモントローズをプロデュース。もともとはヴァン・モリソンのバックミュージシャンだったそうだ。ドゥービーブラザースはすべてのアルバムをプロデュースし初期のヴァン・へイレンのプロデュースをもしている。後、エリック・クラプトンとかね。名プロデューサー。
モントローズのメンバーも中々の面子が揃っている。ボーカルにサミー・ヘイガー。実質のデビューらしい。後にヴァン・へイレンに参加するのもテッドさんのおかげ。ドラムにデニー・カーマッシ。後にハート(美人姉妹がフロントのロックバンドだよん。「バラクーダ」がヒットした)に参加。もろにジョン・ボーナム好き。カバーデル・ペイジの来日公演時のドラマーで俺は観戦したことがある。「Black Dog」でこけて演奏をやり直したのを覚えてます。おお、有名ミュージシャンにあるまじき失態。リハしてないんだろうな。ベースの人はよく知りません。後のモントローズにはベーシストとしてナイトレンジャーのキーボード( ! )の人が参加したりしている。
このモントローズ、疾走感のある明るいハードロックと書いたけど逆にいうと、軽くて曲も短く覚えやすくブリティッシュハードロックとはとち趣が違う。好き嫌いがはっきりでるのではないか。ただ、これは1stの印象でその後の2nd 、3rd、ソロアルバムとだんだんと陰鬱な雰囲気がでてくる。
でも、モントローズはこの1stが一番かっこいい。1曲目からして、ドライブしまくるギターリフでぐいぐい押しまくる。サミー・ヘイガーの歌もばっちりはまっていてよい。たまに聴くとハードロック好きを再確認する。バンドでコピーしてみたいけどできないのはサミー・ヘイガーみたいに歌える人がいないのと、みんな知らないからだろうな。B'zの松本氏が自身のソロアルバムでこの1stの1曲目をカバーしているのを聴いていいやつだと思った(藁。聴いてないけど。

なんだかハードロックの話ばかりだな。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいっすよハードロック話ばかりで (CYCO)
2006-06-19 10:04:14
左下のジャケ好き。(自称エロジャケファン)
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エロジャケといえば (※さん)
2006-06-19 10:23:27
スコーピオンズのヴァージンキラーにとどめだ。

さて、
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エロというと (mor)
2006-06-19 22:14:30
ウォレント(だっけか)の「いけないチェリーパイ」を思い出す。

うーん、アメリカン。



真性ロリコンの友人、メタルのメの字も知らないのに、ヴァージンキラー持ってました。



恐るべし。
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