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無題放免

バンドやってます。

フラットワウンドとプレベ

2009-08-05 | ベースのこと
ちょっと前のことになるが、FenderにThomastikのフラットワウンドを張ったセットでハードロックをやってみた。



当然基本はピック弾き。プレベまたはジャズベにフラットワウンドの組み合わせでピック弾きは初期のジョン・ポール・ジョーンズの音が思い出されるが、ちゃんと近い音になるので気分は70年代。指弾きはウィリー・ウィークスを意識してぼんぼんと弾いてみるとそれ風。あ、いや、それ風にもなってないか。  
残念。
プレベにフラット弦の組み合わせはハードロックが流行する前にはごく普通のセット。もこもこの音なのだがピックを使ってアタックを強調したり、ブライトにしたりといろいろと試行錯誤していたみたいだ。ごく初期のミーターズのジョージ・ポーターJrやジェファーソン・エアプレインのジャック・キャサディetc...日本でも歌謡曲のエレキベースはこの組み合わせ。もしくはブラックナイロン弦にピック弾き。工藤勲さんとかね。GSのベースはほとんどこれかもしれない。
とにかく、ものは試しでやってみたのであるがそんな簡単に結果が出せるものでもなかった次第。音は古臭くなって好きな音なのであるがいかんせん抜けてこない。リハでは問題はなかったが本番になると各人の音も大きくなりステージ上のバランスが崩れて自分の音が聞こえてこない。役不足な箱のベーアンのせいもあるけど。かといって自分のベーアンを持ち込んでも解決はしないだろうし。まぁ、でかい音を出すドラムに爆音ギターに勝てるわけもないかなと。その気分は70年代以降、ハードロックの攻撃的なギターの音に対抗するためラウンドワウンドが主流になるのは必然の流れか。
そのThomasitkのフラットワウンドであるが、とにかくテンションが柔らかい。ゲージが細いのもあるかもしれないが。このテンションの柔らかさを頭に入れて弾かないと全然鳴ってくれない。ちょうどよい適度な強さのピッキングをしなければならずその力加減もピンポイント。やはり難しい組み合わせではあったのだ、俺にとって。特にピックでがしがし弾いていると芯のない音になるときがありそういう時は力が入りまくっている状態。力まぬように肝に銘じて弾かないといけない。といっても本番のライブで力むなって方が無理な話。精進、精進。
ちなみに自己のバンドMAMARIAではまず使えないでしょう。MarshallとHIWATTを鳴らす2本のギターに、ジュラルミンスティックを愛用しているドラマーの音に負けてしまうま。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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結論は「悪くない」 (CYCO)
2009-08-06 09:10:58
あのベース、抜けなくても雰囲気は出るんだよ。ベースだけ雰囲気出てもミスマッチだから他人も揃えないといけなくなる。雰囲気揃えるためには他の機材例えばギターとドラムも(音量は注文付けませんから)70年代HR風にしなきゃいけなかったのかもなぁ…だから旧KYKやINDEX製の曲はもうちょっとベース欲しいなぁと感じたしグランドファンクや忌野の曲の方がきこえが良かったのかもしれないな。


って、うーんと後で思いました。こちらも勉強になりましたです。
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雰囲気だけなら ()
2009-08-06 10:34:22
オケイだったのね。
自己満足ってことで。
弾いていて気持ちいいことは気持ちよかったし。
巨匠の音に合わせるには、真ん中抜かしてドンシャリ気味の音にしないとだめで、このプレベは真逆だもんな。

興味深い結果ではありました。
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