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無題放免

バンドやってます。

LIGHTNING IN A BOTTLE

2006-12-12 | つれづれ
月曜日から忘年会・お疲れさん会をお客さんである某大手OA機器商社さん
で催してくれるというので、都内の本社までお呼ばれしてしてきました。
11階にある社食。社食とはいえども出てくるのは会席料理。なぜか何種類
も冷酒が準備されており、けっこういい感じ。眺めもいいし。
大企業とやらに勤める気も憧れもないけど、こういう施設・設備が整っている
のはやはりうらやましい限りだ。

会場に行く前にかなり早めに会社を出たので、御茶ノ水に寄り道。
前々から取付けようかどうか迷っていたパーツを物色しに絶対にありそうな
大親分にいってみた。
なんのパーツかは「ひ・み・つ」
店内2階に上がりパーツコーナーへ行こうと思ったら、思わず目を奪われてし
まうようないい感じの女性が坐っており、隣にはひげ面の初老の男性。
店内が狭く通路が通れないので周り道をして目的の場所へ。そのカップルの
真横でパーツを探しながら、どこかで見たことのある女性だなあとあれこれ思
い出してみたら

「あっ」

女優「田中裕子」ではないか!

するってえと隣のおっさんはジュリー?!


うわあ芸能人だ!(ミーハーな俺を笑うなら笑え)



最近の田中裕子さんの役柄はお母さん役とか老け役が多いので、あまりの
イメージの違いにびっくり。20台後半~30台くらいの見える。調べてみたら
50歳過ぎてやんの。華奢で清楚で綺麗で、そしてずっと笑みを絶やさず坐っ
ていた。ずっと笑みを絶やさずってところに凄みを感じるが。
ジュリー、沢田研二さんは、ちょっとふっくらとされておりしかもひげ面。
近所のちょっと小金持ちのおっさん風で、街ですれ違っても絶対にわからない
と思う。あっそうそうマイミクのFUNKYオヤジさんみたいな感じ。
田中裕子さんにはいわゆる芸能人オーラを感じたけどジュリーには感じなかっ
たなあ。レコード大賞でボルサリーノをくるくるまわして投げて歌ったのを見て
以来、大スターのイメージが強烈に残っているわけで。
大親分の店員の兄ちゃんが緊張して最敬礼で送り出していたのには笑った。
ベースを買っていったそうだ。何を買ったかまでは聞きませんでした。手ぶらで
帰ったし。

そのおかげかどうかわからないが思わず、どうしようか迷っていたパーツを買っ
てしまいました。

12,600円也。

勢いか。



DVDの話。
LIGHTNING IN A BOTTLEというマーチン・スコセッシ総指揮の映画。
とにかく、ブルーズに関係する最も重要かつゴージャスなミュージシャンを集
めてコンサートをやったならばという映像。映画自体がブルーズの歴史を追う
ような進行内容。
まず、オープンニングでいきなりやられる。
西アフリカのアーチスト"アンジェリーク・キジョー"。アフリカ伝統音楽と現代
の音楽との融合。とにかく、気高い歌声。アフリカの尊厳を感じさせる。
素晴らしいです。普段は西洋音楽しか聴いていない自分だが、世界にはまだ
まだ聴いたことのないいろんな音楽があるのだと再認識させられる。
思わずTVの前でかっこいい!とうなってしまったのが"デヴィット・ハニーボーイ・
エドワーズ"。無手勝流の弾き語り。89歳の爺が俺はただのギャンブラーさ、と
笑い飛ばすブルーズはかっこよすぎる。
そして"ボニー・レイット"。ストラトをぶら下げてスライドバーをうならせ、ハスキー
な声でエルモア・ジェイムスの曲を歌っちゃうおばさんがこうもかっこいいのは、
どういうわけだ?
その他の出演者は言うに及ばず。バディ・ガイはいつもどおり遠いところにいっ
ちゃてるし、B.B.KINGはそこにいてくれるだけでよし。終盤にラップのアーチスト
をもってくるところはマーチン・スコセッシが単なるブルーズ好きではないことが
わかる。

さらに、なんといってもバックミュージシャンの豪華さ。これを見たさに買った
ようなもの。
Dr.スティーブ・ジョーダン(この映画の音楽監督でもある)
その音楽監督が呼んだBassman.ウィリー・ウィークス
Key.にDr.ジョン、ギターにダニー・クーチーマー、ケブ・モ
その他アイヴァン・ネヴィルやら
曲によっては、レヴォン・ヘルムがドラムを叩いている。

最高です。

今日も長く書いたぞい。

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