どっちも好きなの

高齢亜弥ヲタの活動記録

65年

2010年08月06日 | 日記っぽいもの
国連事務総長の初参列だったり駐日米大使の初参列だったり、英仏代表の初参列だったり、長い訴えが65年もたってようやく届きはじめたような印象。

科学や技術の進歩はすさまじい速さをもっているのに、人類本質の進歩は遅々としたものだと実感する。けどこれは、誰がなんと言おうと絶対に正しい方向への進歩である。そういう意味では、昨年の米大統領のあの歴史的見解表明は大きな意義があった。

毎年8月6日は中継経由で黙祷しているが、去年から祈りの手ごたえを感じることができるようになったと思う。式典での広島市長の誓いも、具体的で中身のあるものに変化してきた。

しかしながら、内閣総理大臣のそれは、去年も今年も相変わらずで、お恥ずかしいことこの上ないものだった。この世界の潮流にいちばん鈍感なのは日本国政府なんじゃなかろうか。少なくとも参列者の中では確実にそうであろう。

日本人は核廃絶の流れの先頭に立ってすすむべきで、それは日本人としての義務であるし、人類のために誇りをもって取り組めるテーマだと思う。その自覚がない人々は日本国のリーダーとして失格である。

最新の画像もっと見る