どっちも好きなの

高齢亜弥ヲタの活動記録

100年MUSIC FESTIVAL@日本武道

2010年10月31日 | 日記っぽいもの
ワーナーミュージック・ジャパンの40周年記念ライブ。目当ては明確に竹内まりや&山下達郎。


10組ほどの出演者が基本各2曲で、薄い薄い。機材チェンジが頻繁に入り、CMやなつかしPV集とか流されて、散漫。待ち時間が長い。出演アーチストの中にも露骨に集中力の欠落をうかがわせるものもあり、なんだよこりゃ金返せと感じてた。

そんな空気を一瞬に変えたのが、中盤に登場した竹内まりや&山下達郎。達郎氏のツアーメンバーでまりやさんがまず2曲。『元気を出して』の「なみだなーど」を聴いた瞬間に鳥肌が立った。思い入れが大きすぎるなこの曲は。人とのかかわりにおける音楽についての短いMCに続いて2曲目の『人生の扉』を歌い終わると、何も言わずに舞台からはけていくまりやさん。「竹内まりやでした」と達郎氏もさっぱりしたフォローで、『SPARKLE』に突入。やっぱこの曲の世界はものすごいわ。山下達郎初武道館のMCから『希望という名の光』。曲中のコメント部分ではツアーでも言及しているナイナイ岡村氏とサザン桑田氏に加えて自殺したワーナー吉田社長についても。『蒼茫』のメロディーも交えた語りは谷村有美&松浦亜弥の『笑顔』と同じ世界観で、ちょうどあの頃に自殺したヲタ友への思いにかぶる。

わずか4曲。だけどこの30分は濃密だった。

続く終盤のアーティストはさぞかしやりにくかったことだろうな。

集客の中心となるコブクロがトリなのには異論はないし、コブクロさすがと感じるパフォーマンスだったのだけど、なんとなく煮え切らない終わり方だった。全体としてワーナーとスポンサーの宣伝イベントの色彩が強く、このライブが有料なのには結果としてかなり疑問。

ツアーでは決して見れないような達郎氏を見れたし、公式登場として12月の公演に先立つかたちでまりやさんを見れたわけだから、おおむね納得。

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