1ヶ月以上もブログの更新ができず、申し訳ありませんでした。
34日間にわたる夏休みが終わり、前期後半の学校生活が始まりました。
1校時の後半に夏休み明けの全校集会を開きました。
集会では,次の4点についてみんなで確かめました。
①吉田っ子のみんなは,一人一人が,前期前半で大事な力や態度を身に付けてきたこと。
②夏休みには,長い休みだからこそできる「自由研究,作品作り,自分の役割(お手伝い)」に取り組んできたこと。
実際,作品展会場の食堂をのぞいてみると,どれも力作揃いでした。
③小学生の段階の吉田っ子は,みんなが「成長期」にあること。
そして,成長期は,「ぐんぐん伸びる『大きな成長』」と「少しずつだけれど『確かな成長』」を繰り返していること。
④前期前半や夏休みの「自分の成長」に目を向け,前期のまとめにつなげていくこと。
この④の内容を進めていくために,全校のみんなに宿題を一つ出させていただきました。
それは,吉田っ子一人一人が,「自分の成長」に目を向け,「文字で文に表す」ということです。
でも,「この夏休みの自分の成長は,これだ!」と自信をもって言うのをためらう人もいると思います。
そこで,ご家族と一緒に「この夏休みの『自分の成長・お子さんの成長』」に目を向けていただけたら,きっと「そうか」と納得し,安心できるのではないかと期待しています。
この宿題の締め切りは,8月30日(月)とさせていただきました。
1年生と6年生の学級担任に「この内容で,子どもたちは書けるでしょうか?」と尋ねたところ,「大丈夫だと思います。」という返答がありました。
全校集会でも,吉田っ子のみんなに説明し,「大丈夫,できそうですか?」という問いかけに「大丈夫!」という反応が返ってきました。
今日お渡しした「かけはし13号」にも,同じ内容を載せていますので,お子さんといっしょにお読みいただき,この夏休みを家族で振り返る団らんのひとときを設けていただけるとありがたいです。この土日にも何かとご予定がおありかと思いますが,前期のまとめの充実のためにご協力をお願いします。
さて,今日の集会の最後には,東京オリンピック・女子ソフトボール金メダリスト,上野由岐子選手の言葉を紹介しました。
「(日本が初めて金メダルを獲得した北京オリンピックから)13年の時を経て,『最後まであきらめなければ夢は叶う』ということをたくさんの方々に伝えられたと思います。ソフトボールは,次のオリンピックから無くなってしまうけれども,また,あきらめることなく前に進んでいきたいと思います。」
この上野選手のようなメダリストはもちろん,惜しくもメダルを逃した選手,自分の期待通りの結果を出せなかった選手の共通点がいくつかあると感じました。
「うまくいかない」「うまくできない」というような大きな壁を乗り越えるために,ねばり強く何度も何度も挑戦したこと。
「挑戦する場がなくなってしまった。けれど,いつかチャンスが来た時に,このチームを引っ張るのは自分だ!」という使命感に燃え,努力を積み重ねてきたこと。
そして,家族・コーチ・仲間など自分を身近で支えてくれる人や,直接接してはいないけれども,自分が知らないところで支えてくれる人への感謝の気持ちにあふれていること。
前置きが長くなって大変申し訳ありません。学校報「かけはし」には収まりきらなかったので,ついつい長く書いてしまいました。
ここからは,今日の学校生活の様子を写真中心にアップします。
今日の3校時の様子です。
1年生は,学習発表に向けてステージ練習をしていました。
どうやら4つのグループに分かれて練習しているようです。
前期後半の初日から動ける1年生。
全校集会でも,とっても落ち着いた参加態度でした。
2年生は,「夏休みの思い出」の発表会をしていました。
コロナ禍の中ですが,家族と花火やちょっとしたお出かけをしたりして,楽しい思い出をつくることができたようです。
3年生は,席替えの真っ最中でした。
子どもたちにとって「席替え」は,一大事です。
席の決め方は,学級によって特徴があって「なるほどな」と感じます。
6年生は,プリントを一生懸命に読んでいます。
黒板の前では,台本を綴じていました。
学習発表会の台本(案)を基に,これからみんなで配役を決めていくようです。
4年生は,夏休みの作品発表会をしていました。
発表に聴き入るみんなも真剣です。
ここで,3校時が終了しました。
4校時も,教室の様子をのぞいてみました。
再び訪れた4年生の教室には,「緊張感」が漂っていました。
4年生は,席替えの真っ最中でした。
「この席がよい」と希望が重なった時には,ジャンケンで解決していました。
ジャンケンの結果に納得して,次の席に向かっていました。
5年生は,グループ毎に集まって,何かの相談をしています。
どうやらタブレットに蓄積していた学習の足跡(電子ノートのようなもの=履歴)を基に,学習発表会の内容について話し合っているようです。
これも,タブレット効果でしょうか。
6年生の教室に行くと,グループでの話し合いが終わり,配役の発表を行っていました。
ここでは詳しく述べませんが,「将来の大物」と「歴史上の人物」の配役がきまり,みんなからは「納得!」の大きな拍手が沸き起こっていました。
3年生の教室に行ってみると,新しい席順が,新鮮な雰囲気を醸し出していました。
どうやら,学習発表会の配役を決めるオーディションのような時間でした。
4年生も,新しい席順に,やる気が満々のようでした。
このような「学校の何気ない日常」が始まり,学校の中が賑やかで楽しい雰囲気に包まれています。
前期後半のスタートを「今後の充実」につなげていきたいと,子どもたちに接しながら改めて感じた一日でした。