令和2年度の修了式の日を迎えました。
子供たち自身の注意力、各ご家庭での健康管理へのご配慮、横手市教育委員会のご指導とバックアップ、そして「チーム吉田」として共通理解をして「コロナ禍」に対応してきた教職員。
いろんな支えと取組があり、本日につながりました。
一昨日の「たんぽぽ学年の卒業式」は、「各学級でやるべきことをやり、全校練習は最小限の2回で」という状況の中、卒業生も在校生も、吉田っ子のみんなは、見事な態度で卒業式を創り上げました。
そして迎えた今日の修了式の日。ごく一部ですが、今日の様子をお伝えします。
教務主任の○○先生が、修了式の意義を吉田っ子に伝え、どのように振る舞えばいいのかを問いかけています。
在校生全体での「修了証授与」の練習は、直前の1回限りです。
一昨年度までは、「修了式予行」という時間が、前日に一時間設けられていましたが、コロナ禍の中、それをなくしました。
なぜなら、①式の意義がわかり、②所作を学級で学び、③「それが全体でそろうと気持ちいい」ということが、子供たちと私たち教職員の中で共有できたからです。
「全校練習」とか「全校集会」のはじめの部分で、「今日のめあて」を確認し、最後に「どうだったのかを挙手や発言で意思表示して、『みんなで共有する』」ということが、浸透してきたのだなと感じます。
修了式に先立って、横手市の「読書に関する作品コンクール」の「短文部門」で入選した2年生の○○さんの表彰を行いました。
続いて、「読書感想画秋田県コンクール」で最優秀賞を受け、2年生の二人の表彰を行いました。この二人は、全国コンクールでも「奨励賞」を受賞しました。また、全県コンクールの受賞を受け、「学校賞」もいただきました。
2年生が、大活躍でした。
そして、修了式の直前練習をしました。
この5年生の○○さんの動きを見て、下級生たちが、1回だけ、練習で同じように行います。
「なぜそうするのか意味を考える(めあて意識)」
「どうすればいいのかを知る(よく見る)」
「実際にできるのかやってみる(確かめる)」
さて、本番は…。
1年生。
全員が、すっと立ち上がりました。
修了証を受け取る○○さんの所作も、「左・右…」と立派です。
2年生。
立ち姿がきれいです。
同じく、修了証を受け取る○○さんの所作も、「左・右…」と立派です。
3年生。
すっと、音のない音がしたように、全員がそろって立ち上がりました。
凜とした立ち居振る舞いに、圧倒されそうになりました。
4年生。
みんなの目線が、そろってこちらを向いています。
一つ一つの所作が決まっていて、かっこいい○○さんです。
そして、在校生のトップ、今日から吉田小最高学年の5年生。
「6年生を送る会」が大きなきっかけになり、この子たちは、大きな自信を得ました。
どの学年も、1年前と見違えるほどしっかりとできていたのだけれど、5年生は、そのさらに上に到達していました。
○○さんのこの凜とした姿をご覧ください。
これが、吉田小学校の歴史を受け継いだ「次のリーダーたちの姿」です。
そして、在校生の皆さんに、「進級祝い品」をお渡ししました。
「次の学年でも、1日1日のがんばりの積み重ねを大切にしてください」と伝えてお渡ししました。
代表の○○さんは、「はい、分かりました」と答え、受け取りました。
今日の修了式は、驚くほど「全校児童の所作」がそろっていました。
これは、「卒業式をみんなで創り上げた」という想いと自信が、この式につながっていたのだと思います。
式の最後に、3つのお願いをしました。
①今年度の学習の復習をして次の学年に向かうこと
②休み中も規則正しい生活をして感染予防に努めること
③家族の一員として自分の役目に取り組むこと
この3つをしっかりと行い、新学期には、進級した学年でも「新たな目標・めあて」につなげていきたいと考えています。
このブログ、春休み中はどうしようかなと考えておりますが、連日の更新は厳しいかなと思います。
しかし、5月以後の学校生活について、少ない枚数になると思いますが、「写真集」のようにアップすることを考えています。
ブログの開設から、まだ半月ほどしか過ぎておりませんが、「今、何人の方が見ているのか」が分かり、大変励みになっています。
でも、3月は「特別」です。4月からは、「週に2回の更新」です。