【こんな時代のヒット力】9年連続売り上げナンバーワンの花王「サクセス」 30代を取り込む「ブランド再構築」に成功 https://t.co/TQgs0oV7XH
— zakzak (@zakdesk) October 28, 2020
【こんな時代のヒット力】9年連続売り上げナンバーワンの花王「サクセス」
30代を取り込む「ブランド再構築」に成功
1987年発売のロングセラー、直近9年連続カテゴリー売り上げナンバーワンの圧倒的なブランドが、リブランディグに踏み切った。
花王(東京都中央区)の「サクセス」だ。
サクセスは、30代以上の男性をターゲットとしたヘアケアブランド。薬用シャンプーや育毛トニックなどをラインアップしている。
青のパッケージでご存じの読者も多いだろう。
リブランディングとは、ブランドを新しいイメージに再構築すること。
失敗すれば、これまで積み上げたブランドイメージを失い、顧客が一斉に離れるリスクがある。
実績のあるサクセスが、なぜ今、そんな危険を冒したのだろうか。
担当した同社ヘアケア事業部、勝山雄太さんは「ユーザー(の年齢)が持ち上がり、
おじさん向けのブランドになっていた」と理由を説明する。「50代以上の利用が49%と年齢層に偏りがあり、
少し変えたところで先細りの危機感があった」。
ユーザーが高齢化する一方で、若い層を取り込めず、むしろその層は減少していたのだ。
目指したのはサクセスの若返り。
頭皮や髪の悩みが気になり始め、社会的な責任が増す30代男性をターゲットにした。
開発にあたり男性2000人を対象に調査。
その結果、清潔感を保つために準備する「スタンバイ男子」というキーワードが浮かんできた。
口臭、肌のテカリ、ベタつき、頭皮の皮脂や髪のベタつきなど、清潔さを意識する“人種”だ。
髪を洗うのも「その日の汚れを落とすためというより翌日の清潔感に備えるため」と変わっていた。
スタイリング剤で髪を整えるため、1回で脂やワックスを落としきれないと、2度洗いする男性が約3割もいた。
開発はここにフォーカス。3種類の洗浄成分を使い、さらに新開発の3秒で泡立つ、ミクロ分解バブルを採用。
洗浄力を大幅にアップさせた。
最も苦労したのは、パッケージだった。「現在の顧客と新たな30代層、両方取ろうとすると中途半端になる。
バランスが難しかった」(勝山さん)。変えるべき部分と守るべき部分を探して、試行錯誤。
爽快感を象徴する青はそのまま、機能感と遊びゴコロを加えてスタイリッシュに変えた。
2月に「サクセス 薬用シャンプー」「サクセス リンス」など、目的別に5種のシャンプーと2種類のリンスを発売。
「男のスタンバイを、科学する」というコピーでリニューアル感を打ち出した。
その一方で、30代以上の幅広い男性に好感度が高い、KAT-TUNの亀梨和也をCMに起用した。
勝山さんは、リブランディングの理由を、「サクセスは元々30代以上向けのブランド。
原点にもどった方が長期的には良いと判断した」と説明する。
9月末で、シャンプー・コンディショナーのブランドトータルの出荷数累計1100万本と前年を圧倒する勢い。
これまでのブランドイメージを保ちながら、スタンバイ男子の新たなニーズをとらえ、
「サクセス」のリブランディングは成功した。(村上信夫)
嬉しい記事にほっこり!
新たな商品コンセプトやターゲット デザインの方向性の設定 ブランドのパッケージリニューアル
全国の店頭に一斉に並ぶのも各部門の連携と不断の努力があってのこと!
そんなブランドのリニューアルという大事な節目に起用された亀ちゃんは誇らしく思います!
もちろん 現在も家族で使ってます! サクセス愛
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