YOKOHAMA-SHIBU'S BLOG

神奈川建築士会 横浜支部のブログ

地下構造

2007-07-31 21:27:36 | Weblog
これが最後のブラジルレポになります。
今回の目的は、4年ぶりの墓参りでした。
時が経ち、悲しみも癒え、
お墓の写真も撮れるようになりました。
PCの三層構造になっています。

型枠

2007-07-31 21:20:35 | Weblog
ブラジルのコンクリートには、セパ跡がないと、以前書きました。
柱は写真のように施工します。
最近は余材を出さないように工事することが義務付けられ、
型枠は20~40回も使ってから、最後は薪に使うらしい。
型板をセパ穴で傷めずに済み、何回も使えるのでこうしているそうです。

怖いでしょう?

2007-07-30 21:10:42 | Weblog
多少なりとも構造の感覚を持った人なら、感じるはず。
このピロティーは危ないっと。
柱の細さ。小梁が大梁よりも背が高い。
こんな構造あり得ない。
だけど、30年以上建っています。


電車? バス?

2007-07-30 21:05:39 | Weblog
南米が北米に遅れをとった理由の一つに、
地形の不利が挙げられます。
関東平野のような平野が少なく、
大抵の都市は、高山の山岳都市。
海上からの物資の運搬が困難な大陸です。

その中で、
写真はニューヨークに逆輸出された交通システム。
リジェリンニョと呼ばれています。
チューブの中で待つ乗客は、すでに支払済み。
乗り降りには、10秒くらいしかかかりません。


穴あきレンガ

2007-07-30 20:57:24 | Weblog
断熱材など、なし。
穴の部分が空気層と言われても、
ちょっと信じられませんが…。
ブラジルの一般住宅の標準的な壁。

これもブラジル

2007-07-28 05:26:08 | Weblog
隣地境界線に立ち上がる、高い塀。
その上に突き刺さる、ガラス瓶の破片。
まさに、治安の悪さを象徴するデザイン(?)。
表からは見えない、ブラジル建築の恥かしい部分。

ブラジル レポ

2007-07-27 21:13:28 | Weblog
しかし、まあ…、
どういう教育を受けると、
こういう建物を設計するようになるのだろう…。
建物よりも設計者に、
だんだん関心が向かっていきます。

街に向かって立ち上がる、
巨大な「目」。
これは、もう、建築というより彫刻ですね。

共産主義者だという評判の、
オスカー=ニーマイヤーの建築です。


その2

2007-07-27 21:00:41 | Weblog
さっきの建物の地下にもぐるとトンネルが…。
ここが、別棟の美術館への入り口。

天井と壁のぶつかる部分が、丸く面をとっているので、
トンネルの高さが判断できない、
不思議なアプローチトンネルです。

その3

2007-07-27 20:55:21 | Weblog
近くに、ニーマイヤーの建物があります。
コルビジェの弟子で、国連本部を設計した人。
ブラジリアという首都を1人で設計した、
世界で一番幸せな建築家かもしれません。

写真は片持ち20mのピロティー空間。
中央では40mのスパンが飛びます。
1階はピロティーで2階が、オフィス&屋上庭園。
4mの高さの梁(壁?)が水平に伸びてます。