メンタル心理ミュージックアドバイザー、音楽療法カウンセラーって音楽療法士と何が違うの?

2020年06月05日 11時19分35秒 | Weblog
こんにちは!
アルパ&レバーハープ奏者の奥村陽子です。

前のブログにメンタル心理ミュージックアドバイザーと音楽療法カウンセラーの
認定資格を取得しましたという内容を書きましたが、
音楽療法士と何が違うの?っていう質問を頂いたので少し説明しようかなと思います。

音楽療法の資格は国家資格ではなく民間の資格です。
なので色々な団体が色々な認定資格を出してます。

大学で取得する場合もあり、通信講座で取得、面接や実施期間も設定がある場合や
筆記だけの場合と様々。

正直、日本では音楽療法は医学的には認証されていないので
医療スタッフとしてチームに入ることは無いでしょう。
医療スタッフとしてなら臨床心理士さんのお仕事になるのかな。

では、音楽療法士とは。
私の認識では、高齢者の方や精神疾患のある方、運動疾患のある方への音楽を用いたリハビリ療法。
高齢者施設や児童へのケアが中心になるのではないかと思っています。

それに対してメンタル心理ミュージックアドバイザー、音楽療法カウンセラーとは、
音楽を使ってリラクゼーションや脳トレ、アンチエイジングなど、心と体の健康促進のアドバイスを行う。

という認識です。

運動系で行ったら
音楽療法士さんが行うのは音楽を使ったリハビリ
メンタル心理ミュージックアドバイザー、音楽療法カウンセラーが行うのは
サロンやスポーツクラブのようなところでアドバイスやお手伝いをさせて頂く。
こんな感じでしょうか。
イメージ伝わりましたか?

私は病気の方へのケアはやはり専門のドクターや臨床心理士さんに見て頂いたほうが良いと思います。

病院に行くような状態ではないし、特にリハビリって言うわけでもなく、なんか疲れちゃってるな〜とか、
なんか最近トキメキが無いなあとか、女子力低くなってないかぁとか、このまま歳重ねるのは嫌だなぁ〜とか、
ざっくり物足りなさや不安を感じている方に音楽(ハープ)を通して生き生きとしていただきたい!
っていう気持ちでこの資格を活かしたいと思っています。

音楽療法にまつわる世間の認識は「そんなもんで元気になるかよっ」ていう
感じかも。(まぁ、そう言われることも実際ありますね😭)

でも、音楽は昔麻酔がなかった時代、少しでも痛みを和らげる、
戦時中、心を病んでしまった人々を救う、または指揮を高めたのも
紛れもなく音楽なんです。

みなさんも音楽を聞いて、やすらぎや楽しさ、救いになった経験あると思います。
失恋や卒業式などのお別れの時とか、学生時代クラスメイトと一緒に歌った時とか。


心(メンタル)って一人ひとり感じ方が違うので、この音楽はこれに効くとか
お薬のようにはなりません。

なので一人ひとりあった音色や音楽を届けなければ意味がないんです。
奥が深い!

特にハープは旧約聖書サムエル記に登場する有名なダビデとサウルのお話で、
サウル王が心の病にかかったときダビデがずっと手製の竪琴を奏でて
王を救ったと言われています。

そう、竪琴はハープですね🎶

ちょっとお勉強した内容を自慢げに書きましたが、ハープにそういう効果があるのなら
演奏家としてのスキルだけではなく、音の効果をしっかり理解した
ミュージックアドバイザーとしてのスキルも高めたいと思ったんです。

音楽療法士って言うとちょっと硬い感じで以前講習会に参加した事もあったんですが、
なんとなく方向性が違うかなと思い、
あえて今回メンタル心理ミュージックアドバイザーと音楽療法カウンセラーを選びました。

違いを少しだけ説明しますねって言ったくせに
結構な長文になりました💦

最後まで読んでくれてありがとございました❣️

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2 コメント

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Unknown (kokorokoso)
2021-03-25 11:19:12
とっても分かりやすい内容でした✨✨
自分も同じ資格を取ろうか?どうしようか??と悩んでいたので💦ありがたかったです。。
返信する
kokorokosoさん (ようこ)
2021-04-18 22:14:59
コメントありがとうございます!
お役に立てて嬉しいです。
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