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知足

自然と共に素敵に生きたい

心と身体

2007年11月08日 | YOGA

お腹すいたなぁ、、何食べようかなぁ、、、
最近、悩み事があるんだよなぁ、、、

あれこれいろいろ、いつも何かを考え、めまぐるしく動く"こころ"

こころが、痛む。
こころが、落ち着かない。
こころが、踊っている。

"こころ"って何だろう、、、

こころは、漠然と"存在する"何かだと思っているけど、その実態は掴みどころがないもの。
こころは、実態がないけど、確かに存在するもの。
こころは、留まることができないもの。
こころは、いつも動いているもの。

そんなこころに私は、いつも影響されて生きている。
こころがどっちの方向を向いているかで、同じ出来事でも幸せと感じることもあれば、不幸のどん底と感じることもある。
ポジティブに考えればどんな状況でも"幸せ"と思えるはずなんだけど、、、
でも、なかなか"こころ"は言うことをきいてくれない。

悩み事があると、胃が痛くなったり、病気になったり、、、
逆にとてもいいことがあってすごく幸せな気持ちの時には、身体がとっても軽かったり、、、
ちょっと背筋を伸ばして深呼吸してみてください。
必ず、気持ちが晴れ、気が満ち溢れるはず。

不思議ですね。こころの状態に身体は敏感に反応している。
そして、身体の状態にこころも敏感に反応している。

ヨガでは、"こころ"と"身体"は常に繋がっていて影響し合っているものと考えています。
掴みどころがなく、コントロールがしづらい"こころ"を身体にフォーカスすることで変えていく。

ゆがんで歪んだ箇所にフォーカスし、ついつい外に外に向いている"こころ"を内側に向け、身体の細部にフォーカスする。
丹田に力がこもり、背筋が伸び、深い呼吸によって、"こころ"も"身体"も元気になっていく。

ヨガを深めていくと、ちょっとした身体の不調にも気づき、気が病む(病気)前に、こころが乱れる前に自分で歪んだ箇所を修正できるようになります。

ヨガで身体の細部に注意を向け、呼吸に集中していくと"ふらふら、ふらふら"していたこころが安定し、"いま"という瞬間を大事にすることが自然と出来るようになる。
集中力が増し、くよくよ考えたり、未来に対して悩んだりすることもなくなってくる。
"いま"を生きると既にそこにある"幸せ"を感じることができます。それが"知足"ということ。

だから、ヨガを通して人生観が変わったという人が多いのだと思います。