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知足

自然と共に素敵に生きたい

花粉症

2005年01月26日 | 環境問題
今年もやってきました、この季節。クシュン、クシュン
私は、7年ぐらいまえから花粉症にかかっているのですが、毎年この時期に
なると、頭がもうろうとし、目がかゆくなって、くしゃみが止まらなくなって、、、、
ホント憂鬱になってます。

が、、一昨年前から友人の紹介で漢方を飲み始めたところ、これがすっごく
効いてここ数年はそれほどひどくならずに済んでいます。

市販の薬や注射などいろいろ試して、全く効かなかったのですが、
漢方は体質そのものを変えていくらしく、毎年徐々に軽減されてきています。

今年は、記録的な花粉の発生量になるという予報が出ているのでちょっと心配です。

そもそも花粉症は、国産の木材需要を見込んだ政府の政策により大量に杉を
植えていったことが原因と言われています。

その杉林も海外の安い木材に押されて林業が成り立たなくなり、荒れた森が
日本全国に広がっています。

実は私は、環境問題にすごく関心を持っていて植林のボランティアにも顔を出しています。
国内の森林の荒れ果てた状態を目の当たりにすると、本当に悲しくなります。
森というと皆さんは何を想像しますか?きれいな空気、水を育み、鳥や狐や熊などの動物が住み、
下草や落ち葉の中には微生物がいて、昆虫や爬虫類などの小動物がいる世界を想像するのでは
ないでしょうか?

もちろんそういう森もたくさん日本にはあります。が、管理が行き届かなくなった
植林による森に入ってまず驚くのは、上に書いた動物や昆虫が全く見当たらないことです。
更に、間伐などを行わないために森は暗く、下草なども生えていないのです。

最近は、たくさんのNGOがビオトープを作ったり、里山の再生を行ったり、林業のお手伝いを
したりして徐々にではありますが、改善してきています。
私もそのお手伝いが少しでもできればと考えてボランティアに参加しています。

地産地消を基本とした林業が復活し、杉だけを植えるのではなく複合林による本当の意味での
美しい森が広がっていくとよいですね。