「Green TV」
環境問題を扱ったインターネットTVです。
環境関連のニュースを見れるすごくいいサイトだと思います。お勧めです。カテゴリ
Green People
Global Worming
Natural Environment
Green LIFE
Ecology & Economy
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最近、フェアトレードが社会に認知されてきました。スターバックスでもフェアトレードのコーヒーを販売していたり、フェアトレードのチョコレートがバレンタインを前に注目されたり、麻布やコットン、工芸品や民芸品、などなど一般のスーパーなどでもフェアトレード商品を目にするようになりました。
フェアトレードという考え方は、おそらく10年以上前から環境問題を取り扱った本やNGOの活動などで取り上げられてきましたが、それがようやく一般の人にも広く浸透してきたようですね。
一言でフェアといってもその意味するところはとても広く、貧富の差、社会的地位の差、南北格差など社会的、経済的な格差に対してフェアであること、また自然環境や動物や資源に対してフェアであること、あるいは世代間に対してフェアであること、などなどとても幅広い概念だと思います。
フェアであることは、言い換えればバランスを考えることだとも言えます。環境問題は、人間の社会活動が物質的な豊かさ、富の追求、といったことに偏ったことによってうまれた歪みとも言えますが、21世紀に入り国際社会が真剣に環境問題に取り組み始めたことは、この歪みを修正し、バランスをとろうとしているのだと思います。
身体の健康を考えても、どこか身体の一部や心が偏ったことにより歪みが生まれ、その歪みが肩こりや偏頭痛の原因になったり、骨盤の開閉力が低下することで内臓に障害が出たりして、いわゆる"病気"というサインが出ます。病気は、その偏りを元のバランスに戻すためのサインであり、決してネガティブに捉える必要はなく、その歪みを取り除きバランスを取ることで治ります。病気も言ってみれば自然の摂理だと思います。
ヨガでは、緊張と弛緩、吸う息と吐く息、前後のバランスや左右のバランスなど、陰と陽(月と太陽)の関係を重んじます。これは身体だけでなく食生活のバランス、人付き合いのバランス、自然界とのバランス、など万物全てに当てはまります。
フェアであるというのは、バランスを取ろうとする宇宙の摂理、自然の摂理に従うことであり、環境問題に関心を持ち、取り組むことは、この摂理に耳を傾け、自然も身体もより健康になることなのだと思います。
何事にもフェアでありたいですね。
都会からちょっと郊外に出ると森林が広がっている日本。でも、、、木材自給率は、なんと2割。。。なんでこんなに低いの?と素朴に思う。
安い海外からの木材に押され、国産材が利用されないことが、間伐などの遅れを起こし、手入れがされなくなった森は、森林が有する多様な公益的機能の発揮に悪影響を及ぼしている。二酸化炭素を長期にわたって吸収・固定する木材の利用は地球温暖化対策として注目されているはずなのに、、、
このような状況を踏まえ、木材、とりわけ国産材利用の意義を広め、実需の拡大につなげていくため、林野庁が国産材利用に関しての普及啓発活動を強化し、国民運動として「木づかい運動」を行っていることを先日参加したイベント「Earth Garden」で知りました。
植える、育てる、収穫する、というサイクルが、CO2をたっぷり吸収する元気な森をつくる。木を使うことから始まるエコ活動。
木製の家具や食器、木の家、、、、木で作られたものってなんだかホッとするような気がします。しかも国産の木を使うことで、環境保護にも繋がるって素敵なことだなぁと思います。海外の安い木材に安易に頼らず、自分達が使う木材は自分達で賄うという賢い選択を私達は選ぶべき時代だと思います。
環境NGO FoE Japan主催のエコツアーで世界遺産で有名な白神山地に行ってきました。
ぶなの原生林が広がる白神山地には、世界遺産に登録された時からいつか行ってみたいと思っていたのですが、FoE主催のエコツアーがあるということで、迷わず申し込みました。
エコツアーでは、地元のツアーガイドの方に山のガイドをお願いしていたのですが、私も詳しくは知らなかったのですが、ツアーガイドの中で鎌田さんという方は、白神山地がまだ世界遺産になる前の昭和50年代半ばに「ぶなの原生林」を横切る形で建設されることになった道路建築に対してまっさきに問題を提起し、相当な圧力を受けながらも信念を貫き、仲間と共に原生林の保護を実現した方で、NHKの「プロジェクトX」にも出演された方でした。
今回の参加者は、さすがFoE主催ということもあり環境に対する意識が相当高い方ばかりだったのですが、環境保護の抱える問題点、対策の難しさ、そして環境保護に取り組むのに大事なこと、などを鎌田さんをはじめとする「山のプロ」の方々から聞けたことは、すごく有意義だったと思います。私もとても勉強になりましたし、またその熱意に感動しました。
白神山地は、秋田県と青森県にまたがる約130,000haに及ぶ広大な山地で、世界遺産に登録されたのはぶなの原生林が広がる区域で16.971haになるそうです。
そのぶなの原生林は、"原生林"というからには当然なのですが、人が踏み入ることがなかった訳で、当然世界遺産に登録された後も観光客がその中に踏み入ることは許されていません。
そこは、深山であり山の神が住む神聖な場所。私たち観光客は、バッファーゾーンといって、原生林の中でもコアの部分の外側の区域にだけ入ることが許されています。
バッファーゾーンといってもぶなの原生林には変わりないので、森に入ると神秘的な美しい光景が広がっていました。
しかも山のプロの方から説明を受けながら登山することができたので、ぶなの森の植生について教えてもらえたり、木や花や草木やシダ植物やきのこなどの名前や種類などを教えてもらえたり、"またぎ"のことや林業の実態など、ほんとうに沢山のことを学びながら、自然の素晴らしさを肌で感じることができました。
ぶなの原生林、そこはまさに人が踏み入れない神聖な場所。
熊やカモシカが暮らす森。
もののけ姫の中で"しし神様"が神々しく、白光りしながら森の中に現れるシーンがありますが、まさにそんな光景が広がる世界。なんという美しさなんだろう、、、
ただただその存在感、生命力に圧倒される想いでした。
そして、今回のツアーで知り合うことができた友達とは、この素晴らしい体験を共有することができた仲間とは、これからも末永くいろいろなところでお世話になるような気がしました。出会えたことに感謝しています。
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まぁ、ここまで圧勝するとは正直思ってなかったのでニュース速報を見ながらちょっと興奮してしまいました。
2大政党化の必要性から民主党を応援していたので、いよいよ政権交代に向けて動き出したと思うとちょっとワクワクしますね。
今回の選挙は、「政治とお金の問題」とか「年金問題」とか「格差問題」とかいろいろあったと思います。その中であまり報道されなかったのですが、地球環境問題についても個人的には民主党のマニフェストは自民党案に比べると遥かに優れていると思っています。
民主党のマニフェストは、下記のように具体性、実効性があるなぁと感じています。
特に注目しているのは、炭素税の導入。
地球温暖化問題は、これまでの公害問題のように加害者、被害者が対立するようなものではなく、私たち一人ひとりが被害者であると同時に加害者であるということをしっかり認識することが重要だと考えています。「全てのものはどこかで繋がっている」ということ、つまり私たちの普段の消費生活自体が環境負荷になっているということ。私は関係ないなんてことはありえないこと、、、、というのがこれまでの環境問題(公害問題)とは決定的に違うと思うのです。
そういった観点から「炭素税」は、一人ひとりに責任があるということを制度として確立することになるので是非導入するべきと思っています。
政権交代が起きると政治の流れが大きく変わることで多少混乱することはあるかも知れませんが、単独政権で緊張感のない政権が続いていることの方がよっぽど問題だと思っているので、是非政権交代を実現して欲しいですね。
FoE Japanから「ムリ無理キャンペーン」のお知らせが来ていたので紹介します。(詳しくは、⇒を参照してください。http://www.nindja.com/modules/eguide/event.php?eid=6)
原発については環境問題に取り組んでいる人の中でも賛否両論ある難しい問題ですが、議論すべきは原発に頼らなくても済むような社会をどう実現していくか、そのための世界共通のビジョンを示すことだと思っています。
それにしてもニュースでもあまり取り上げられていない問題が、実は日本政府や日本企業が関係しているってことが多いですね。
中国に植林ボランティアとして行ったのは、もう4年前のこと。大規模な森林伐採により地力が弱まり、長江の大洪水という大災害を招いた中国。
森林伐採は、氷山の一角で、ごみ問題、公害問題、人口問題、格差社会の問題、そして温暖化問題など言い出したら切りがないほど問題が山積している中国。
しかし、経済面でみると空前の好景気となっていて、2010年の北京オリンピックに向けてまさに絶頂期のような一面も見せているのも事実。
日本の経済が持ち返してこれたのは、中国の経済成長によるところも大きいのも事実。
しかし、闇雲に経済成長をとげ、資源消費型社会を形成し、物質的な豊かさを追求し、空前のバブル景気の結果どうなるか、、、日本人は痛いほどその反動の報いを味わったはずであるのに、まさに幻としか思えない中国の経済成長に酔いしれている。日本経済の危うさを危惧しないではいられない。
そんな中国でおや?っと思える発表があったらしい。
『第10期全国国民人民代表大会の第4回会議に提出された「第11次5カ年計画要綱案」の6つの柱の一つに、「物質的富の増加に片寄りすぎた発展から人間の前面的成長と経済・社会の調和のとれた発展を重視するものに転換する」という発表があった。』
社会主義社会は、社会の中で支えあうことで生活の質を高めていくものだとするならば、地球環境問題に対する一つのヒントがあるようにも思えます。
これからの中国の動向には、注意と関心をもっておく必要がありそうですね。
眠らない街、東京
林立するビル
アスファルトで塗り固められた路地エレベーターとエスカレーターが上下し、
扉が開くと一目散に席を奪い合うふー、っと汗をかいてエアロバイクをこぎ、
ヨガで癒しを求め、
カラフルな服でお洒落だねと、笑顔この忙しい東京では、行き過ぎた便利さと引き換えに
イライラと贅沢があふれ、なんとか調和をとろうと
癒しがブームとなっている陰と陽、+と-、
常に自然は調和がとれるように作用する資源消費型の街の生活と
のんびりと自然に囲まれた田舎の暮らし
これも調和ところが、その調和を取るはずべき田舎も
悲鳴をあげている
里山は荒れ、林業が荒廃し、
鳥がいなくなり、
熊が街まで降りてくるこうなると、どこで調和を取るというのだろう
街も人も 田舎も 自然も 蟲も 海も 星も
空気も 文化も 森も 月も 歴史も 自然も 太陽も、、、全てが複雑系として、
どこかで関係し合いながら
この世界は成り立っているさて、
一つの生命体であるこの美しい母なる地球「ガイア」
この先、どうやって調和を取っていこうとしているのだろう
政府による「バイオマス・ニッポン総合戦略」が注目されてきています。温暖化対策の切り札のように言われている面があるバイオマスですが、どうもそんなに簡単な話ではないようです。
ジェームズ・ラプロック氏やレスター・ブラウン氏が指摘していてのを読んで私も「え!」っと驚きました。
バイオマスは、植物が空気中のCO2を吸収し、その植物由来の原料によって生分解プラスチックを作ったり、エタノールなどの燃料にしたりすることで、消費する際のCO2排出と相殺され、温室効果ガスの収支がゼロになるという「環境に優しい」技術。
石油価格の高騰を受けてアメリカでハイブリットカーが売れていうるという記事を読みましたが、(環境に優しいからというよりかは、ガソリンが高いからという理由には??ではあるが、、、)、アメリカでもエネルギー問題の観点からもこのバイオマスエネルギーに対する注目が集まり、食べるためではなく、エネルギー資源として とうもろこしなどの穀物の需要が高まっているそうです。
実はここに落とし穴があるのですね。ガイアは、その森林の半分を主に先進国社会の食糧を支えるために農地化され、パルプや木材のために大量に伐採されています。
そこに今度は、バイオマスのための農地開拓が加わるとますます環境破壊が進み、富める国のために貧しい国の環境が破壊され、ガイアは更にダメージを受けてしまうというのです。
バイオマスを考える際には、廃食用油のバイオディーゼル化とか、耕作放棄地のエネルギー作物(資源作物)-なたね、さとうきび、さつまいも等-の生産基地への大転換など、生態系をこれ以上破壊しない形での実現が大事になってくるのですね。
「良かれとしてやっていることが裏目に出る」ということの典型だなぁ、と考えさせられました。
「9月の出生数、ほぼ横ばい。出生数は7カ月連続で伸びていたが、ブレーキがかかった可能性がある。」というニュースが報道されていました。皆さんはこのニュースをどう読みましたか?
以前から私は「人口減少に関する報道」にどうも納得がいかないと思っているのですが、人口減少は本当に問題なのでしょうか。
マスコミでは、毎日のように少子高齢化問題や人口減少の問題を取り上げていますが、報道の前提となっているのは、「人口減少は大問題」ということ。確かに高齢化社会になり、若い世代が減少することで働き盛りの世代が減少すると経済的に問題になる、あるいは高齢者をどのようにして社会が支えあうのか、といった懸念点は否めません。
しかし、だからといって「人口減少そのものが悪」という論調には、短絡過ぎると思います。
世界的視野でみると人口は65億を超え、貧困問題や食糧問題、自然環境破壊や温暖化問題など人口が増え続けることで深刻な問題が発生しています。
エコロジカルフットプリントによると私たち日本人のような資源消費型の生活スタイルを世界中の人が行うには、地球が2.4個必要という試算が出ています。
ガイアの中では一生物種に過ぎない人間が、ガイアの許容量を遥かに超えて増え続け、またこのまま物質的な豊かさを求め続けていくならば、もう明らかにガイアが持っている自己調整能力では立ち行かなくなっているのは誰もが直感として理解できることだと思います。
貧しい国では、毎日の生活をどう乗り越えるか、どうやって食べていくかという生存問題が第一優先となり、働き手として子供を沢山産み、人口が増え続けていきます。その流れを断ち切り、生活レベルが向上し経済的にあるいは文化的に豊かになってくると人口は減少、あるいは安定状態となっていきます。
日本では20世紀の高度経済成長期を経て物質的な豊かさが充分に満たされ、21世紀では癒しの時代、精神的豊かさを求める時代に入っていると私は考えています。この様な社会では、必然的に人口は適正規模に落ち着くように増えすぎた人口が減少し、ある時点で調和がとれて安定期に入ると思うのです。
「人口は多いほうが良い」という短絡的な考え方ではなく、人口が安定した社会の中でまずは国内だけで資源やエネルギーのバランスをとっていき、環境負荷を±ゼロにし、文化的にも経済的にも豊かで安定した社会をどう実現していくかが「人口減少」が私たちに投げかけている問題なのだと思います。
その上で複合的に絡み合う地球環境問題について広い視点に立って解決策を模索していくべきだと思います。