第29回 NTT山梨フレッツカップ 大会特設ページ

NTT東日本山梨支店による特設ページです。

フレッツカップに向けたトップ座談会:前編

2010年02月20日 | ◎前大会(第26回)関連
フレッツカップに向けたトップ座談会
~ボールをつなぐ、人と人との絆をつなぐ~


出席者
・山梨県家庭婦人バレーボール連盟:深澤礼子 会長
・NTT東日本山梨支店:松田淳 支店長
・YBS山梨放送:中村一政 代表取締役専務

司会
・櫻井和明YBSアナウンサー


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



櫻井アナ
第26回NTT山梨フレッツカップ・座談会を始めたいと思います。
ご出席は、家婦連の深澤会長、NTT東日本山梨支店の松田支店長、そしてYBS山梨放送の中村専務、お三方の座談会です。
先ず、深澤会長にお伺いします。深澤会長がバレーボールに夢中になったのはいつ頃からなのですか?


深澤会長
実は私、もともとバレーを好きではなかったのです。
中学時代はバスケットボールをやっておりました。塩山商業に進学した時に部活動としてたまたま選んだのが、バレーボール部だったのです。
その時の監督さんが日川高校でご活躍された恩師の某先生でした。本当に3年間しごかれました(笑)その頃は、増穂商業と塩山商業が強かった時代ですね。それからバレーに入り込んでいきましたね。




櫻井アナ
しごかれて嫌になったりは…?


深澤会長
ありました。すごい特訓でした!その恩師の先生が女子バレーをご担当されたのは始めてだったのではないでしょうか。その後、日川高校にいらっしゃったんですが、本当にすごい練習でした。


櫻井アナ
それでもバレーを続けてこられた、なぜでしょうか?


深澤会長
厳しい練習ながらも続けていくうちにバレーが面白くなったのでしょうね。
最初は回転レシーブから教わりました。「今はしてはいけない」と言われているウサギ跳びもかなりしました。


櫻井アナ
では根性というものをたたき込まれた感じでしょうか?


深澤会長
そうですね!(笑)
今の時代は、あんなに練習するとみんな嫌になってしまうのかもしれませんね。それからはずっと今現在までバレーを続けています。


櫻井アナ
深澤会長には後ほど今大会についても語っていただきたいと思います。
松田支店長はバレーボールのご経験はあるのでしょうか?


松田支店長
そのお話の前に、この慣れない“ひげ”はNTT山梨グループで信玄公祭りに参加するための意欲の表れということで、まずはご理解ください(笑)
さて、バレーですが、本格的な経験はありません。学生時代はラグビーをやっておりましたが、バレーコートの空き時間を占領して、有志同士でバレーボールの真似事をよくやっていました。
スパイクやブロックも爽快なのですが、何よりも一番楽しかったのは、ラリーの応酬ですね。自分でプレーするのも見るのも、とても面白いスポーツですよね。




櫻井アナ
バレーの魅力はどんな部分だと思われますか?


松田支店長
つなぐことですね。打ち込まれたボールをつなぎにつないで、相手にスパイクをして、それを相手がまたつなぎまくる、というラリーの応酬がプレーの中でも特に魅力を感じます。


櫻井アナ
私もバレーボールの様々な大会を実況しておりますが、中村専務、バレーボールは本当に魅力的ですよね?


中村専務
そうですね!私どもYBS山梨放送も小学生から高校生まで様々なバレーの大会を中継しますが、ママさんバレーは生涯スポーツの模範だと思っています。
なぜかと言うと、若い方から40代の方に続いて、50代60代と今では70代の方々の大会もあるからです。年代をつなぐ生涯スポーツの最たるものだと思っています。フレッツカップが始まると、シーズンが始まるな、春が来たな、とも感じますね。




櫻井アナ
松田支店長、今大会は150チームが参加だそうですけども、これはすごい数ですね。


松田支店長
開会式では本当に圧倒されました!たくさんのママさんバレーボーラーの方々にご出席頂きました。
中村専務も仰いましたが、年度の締めであり、シーズンの始めであって、これから「気合いを入れるぞ!」という意味のある、そして価値のある節目の大会ですね。


櫻井アナ
この大会は各パートが同じレベル編成のトーナメント戦となっていますので、ラリーの応酬など接戦も見所ですね。


深澤会長
大会2日目になりますと、1試合の試合時間も長くなって本当にすごいですね。ラリーも長くなりますから。準決勝になりますと益々レベルの高い試合が展開されます。


櫻井アナ
ラリーの応酬も含めて、プレーする選手の皆さんは大変なのでは?


深澤会長
チーム全員でボールをつないでいくのですが、当然、全員が同じレベルではありませんので、互いのカバーをしながら相手コートにボールを返すのは、本当に大変です。


櫻井アナ
試合だけでなく、普段バレーボールを続けていく上でもご苦労があるのでは?


深澤会長
働いている人も多いですから、家族や仲間の理解・支えも必要です。
チーム・家族・仲間といった周りの人たちとの「つながり」に支えられて、バレーボールに打ち込めているのだと思います。





松田支店長
山梨県バレーボール協会の山下会長が開会式で仰っていた「和と輪でつなぐ」という言葉に、非常に感銘を受けました。
「つなぐ」ことこそが、情報通信産業である私どもNTT東日本の最大の責務です。
我々の仕事とバレーというのは「つなぐ」ということにおいて本質的に同じなのだと感じています。バレーがチーム全員で常に「つなぐ」ように、我々も24時間365日、いかなる時も確実に「つなぐ」というサービスを守り続けることに全力を尽くしてきました。
同時に、今は、フレッツ光というブロードバンドで「つなぐ」ことに邁進しています。光ブロードバンドは深澤会長のライフスタイルも、中村専務のビジネススタイルもガラッと変えてしまうほどの、もの凄いポテンシャルを持っているんですよ。


櫻井アナ
中村専務、我々の放送という分野も同じく「つなぐ」仕事ではありませんか?


中村専務
少々堅い表現で言いますと、世の中で起きていること森羅万象の出来事を集める、その出来事を分かりやすいカタチにして電波で情報をお届けし、皆様と皆様を情報でつなぐ、国と国をつなぐ、世界をつなぐ、それが私ども放送業界の仕事なのです。
番組やCMが途中で途切れてはいけません。つなぎ続けるのです。「つなぐ」ということにおいては、バレーも放送も本質的に同じですね。


深澤会長
私ども家婦連も38年続いておりますが、初期の15チームくらいから始まって今大会まで先輩方がつないできたことを更に先へつなぐことにも頑張っていかないといけません。


櫻井アナ
バレーも情報通信も放送も「つなぐ」という点でつながっているんですね。
つながることこそが、私たちを支え生活を豊かにするのだと思います。


櫻井アナ
チームワークがなければ「つなぐ」ことは出来ませんが、バレーにおいてチームプレーはとても大切ですよね?


深澤会長
やっぱり、チームメイト同士、仲が良くなければなりません。各チーム、様々な年代の方々がいらっしゃいますので難しい面もあるかと思いますが、お互いを理解することが大切だと思います。
また、チームカラーもあります。賑やかなチーム、大人しいチーム、それぞれがそれぞれのやり方でチームワークをとっているのだと思います。


櫻井アナ
NTT東日本山梨支店も、会社という大所帯のチームだと思いますが、その点はいかがですか?


松田支店長
「1000人のチームで全員経営」を合言葉に意識を合わせています。
チームには、まず、一人一人の“個”があり、そこにチームワークが働いて良いチームができると思います。
社員の“個”を浮かび上がらせ、会社の中の自分の“個”という存在を再認識してもらい、経営に参画している、と実感してもらえるような、全員経営を目指しています。
その経営スタイルのイメージが“1000人のチーム”です。


櫻井アナ
なるほど。


松田支店長
チームの戦略、戦術は経営幹部(マネージャー)で策定しますが、プレーの主役は各社員です。
各自が自分のポジション、ミッションを理解のうえ、刻々と変化する状況に応じ、自分からボールをパスするぞ、あるいはパスをくれ、サポートに入るぞ、と自ら声を発してチームメイトに働きかけ、チームプレーを進めていく。
マネージャーは常に選手の声を吸い上げ、意識統一、場合によっては軌道修正を行い、チームプレーに反映させていきます。


櫻井アナ
まるで、バレーボールと一緒ですね!


松田支店長
そうですよね。私どもの仕事をバレーに例えると、コートは「マーケット」、対戦相手は「競合会社」、スパイクは双方の「競合商品」、サーブは「新サービス」、レシーブは「お客様の声を受けとめること」だと思います。
この中で、“個”を持った社員がチームプレーで「お客様からの信頼というボール」を勝ち取るように、真剣勝負するのだと思います。
こんなイメージのチームプレーを1000人という規模特性を活かして1チームで進めていきたいと思っています。
1000人という“個”とコミュニケーションをとることは、困難ではありますが、工夫をすれば物理的に不可能ではないと思っています。


深澤会長
私も役員全員をもっとよく知っていかなければなりませんね。松田支店長の言われるとおり、やっぱり名前を呼ばれると嬉しいみたいですね。


櫻井アナ
手前ミソになりますが、弊社の中村専務は結構、社員の名前と顔を覚えているんですよ!


中村専務
松田支店長のお話しを聞いて「全員経営」というキーワードはとても参考になります。
実は、私もしょっちゅう社内で言っておりまして、チームワークを作り出すことが経営では一番難しいところだと思います。逆にそれが上手くいけば、物事は想像以上に動き出すのです。
今大会の放送にはおよそ20人のYBS山梨放送スタッフが関わります。しかし、大会の現場に行くのは約20人ですが、実際にはその他に、営業スタッフや電波を出すスタッフなど多岐に渡る職種のスタッフが存在しています。


櫻井アナ
私たちアナウンサーもその和であり輪の中のひとつの存在なんですよね。


中村専務
放送という仕事は、決して1人では出来ません。全てがチームワークで成り立っています。ひとつの要素が欠けると放送自体出来ません。
1人では1分間の番組でさえ作れません。皆のチカラを合わせたチームワークでひとつの番組を作り放送するのです。まさにバレーボール!
しかも、番組として流れるので常に努力の結果は、視聴者である県民の皆様の目に晒されます。そういった意味で、当たり前ですが品質に手を抜くことは出来ません。
アナウンサーがダメだと直ぐ視聴者の皆様にわかってしまう!な、さくちゃん(櫻井アナ)!




櫻井アナ
・・・・・・。


(次の記事に続きます)



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