大和ヒトシの足踏み行進記~ママチャリ日本一周編~

大和の唄と三線・俵積田等による日々日記番外編

50日目

2005年05月20日 21時02分43秒 | 萩市(山口県)⇒厚沢部町(北海道)
朝4時半起床。昨夜の程良いお酒のおかげ、適度な気温、蚊があまり出なかったなどで熟睡、体調バッチリ。やっぱ睡眠って大切だな~。
今日で東京を出発して50日目かぁ。
昨日の日記を書いたり、近くのコンビニで朝食をとったりで7時出発。
ガンガン走ります!!
途中のトンネル内で県境越え、島根県突入。
そして走り始めて70キロくらいかな?とある峠を越えてる途中で後からクラクションを鳴らされます。
ん?振り返ると、昨日の62歳の方のおじさん(おじいちゃん)でした。
「早いね~もうこんなとこまで来たの?」
「そうっすか~?しかし暑いっすね~。」
「そうだね~今日は何処まで?」
「ここからもう30キロくらい先の浜田という所の道の駅まで行こうと思ってます。」
てな感じでしばし雑談。
このおじさんは、松丸さんといって、厚木に住んでる方だそうです。下北と近いっすね~なんて話をしつつ、互いの連絡先を交換。1ヵ月以上も家をあけてしまって、奥さんと畑のイチゴが気になるからあと3日ぐらいでもう帰るわ~とりあえず北海道着いたら連絡してよ~んじゃ気を付けて頑張ってね!というセリフとビスケットを残して彼は去って行きました。オレもこういう大人になろう。
そして16時、本日目的地の道の駅の看板が見える。
しかしここからが一番キツカッタ!!
看板は見えてるのになかなか近付かない。えらい高台にあるのだ。チャリダーにとってはマヂ殺人的な坂を登りきるとそこはまさに絶景(確か四国にもこんな感じの道の駅あったな)。「ゆうひパーク」という名が付いてるだけあって、西の方角に向かってゆっくりと、孤高の陽がでっかい空をも巻き込んで深紅に染めながら、広がる日本海と幾つかの無人島に吸い込まれて行きます。

とある人へのメッセージ。
僕は色んな人にお世話になりながら今毎日必死に生きています。一人旅なんてカッコいい事言ってても一人で生きていくなんてのは無理で、色んな人の支えで生きています。支えてもらってるから僕も支えてあげようと思います。今頃になって金八先生が言ってた「人という字は支え合ってできている」という言葉が胸に響きます。

そんな事をボーっと考えながら缶ビールで一人晩酌。
この夕陽を見てごらん。同じ空見ていつまでも笑い合えたらどんなに素晴らしいだろう。同じ空見ていつまでも歌えたらどんなに楽しいだろう。
そんな事を一人想う、夕暮れに。

今日の移動:萩市(山口県)→浜田市(島根県)
走行時間:7時間
走行距離:101.2Km
積算距離:4065.1Km

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4 コメント

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感動!! (大和ファン)
2005-05-20 22:32:16
等さんの言葉はすごく心にしみます。

それは等さんが言うからなのかなぁ。

一つ一つが心に響き、なんというか説得力と

いうか、自分自身言葉で伝えられないことが

くやしいです。
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 (ゴーグルミキティ)
2005-05-21 10:20:38
等さんありがとう。

何か自然にそう感じました。

人は支えられて生きている。私もそう思います。

そして気づかないうちに支えてるものだと思う。

今等さんが毎日必死に生きている事に、

共感し励まされている人もたくさん居ます。

「大和ファン」さん同様「感動」をありがとう。

いつまでも同じ空の下、歌を聴かせて下さい。





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あんたが大将! (ハルジュク)
2005-05-21 12:31:37
てか、まぢ等最高!!!ありがとう!!オレがんばれるよ!励まされるよ~!等、がんばれよ~!!
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ぅわぁー! (光郎)
2005-05-22 00:24:31
東京ではこんな綺麗なお天道さん見られないですね。



お婆ちゃんになっても、ずーっと笑顔でいたいなぁ。

墓場まで笑顔で居られたらいいなぁ、と思うよ!(もうこのネタ古いっすね)笑
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