大和ヒトシの足踏み行進記~ママチャリ日本一周編~

大和の唄と三線・俵積田等による日々日記番外編

71日目

2005年06月11日 20時53分42秒 | 厚沢部町(北海道)⇒階上町(青森県)
本日気合いを入れて4時起床。てか目の前も後も牧場で臭すぎ&このオンボロ小屋、ちょっと移動するだけで小屋ごとミシミシ傾いてマヂこのままひっくり返って、やぁ牛さんこんにちわ♪ってなりそうでマヂ怖かった!マヂ悲惨!!(T_T)
そそくさとその小屋を後にして近くのコンビニでメシ。で5時出発。
今日は、本当は迂回しようと思ってた北海道きっての難所、マンモス級の山々が連なる知床峠を攻めるであります!!!
マヂ気合い十分でまずは斜里からウトロへ…向かってる途中のことでした。。

熊!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ででで出ました!!!野性の熊出没!!
今までそういう話を聞くたび、看板を見るたびに、まぁそりゃ出るだろうけどそんなやたらめったら出るもんじゃないだろうし、自分は大丈夫。そう思ってました。が、
オレ遭遇しちゃいました!!!!!
ただ、この辺はそういう事態に予め配慮してか、道の両サイドをたまたま金網が仕切ってた為、熊は道に出てくる事なくその場を後にして行きました。けどいくら金網があるっつったってオレのすぐ目の前に野性の熊ですよ!?マヂビビッタっつーの!!!
テレビで野球観てるとよくわかると思いますが、ファールチップで打球が真後(バックネットの方)に飛ぶと、ネット裏の人達ってネットある事わかってるけど思わず体をクイッて避けるでしょ?あんな感じ!!…いや、ちょっと違うかな(笑)。
てか、たまたま金網がある所だったから助かったものの、もし無かったらどうなっちゃってたのYO!!!
マヂ恐すぎて全くそれどころじゃなかったけど、もし次また会ったら決死の覚悟で写真撮るぞっ!てか、もう会わねーだろうけど(笑)。
そんなこんなでウトロへ。
セイコーマートで腹ごしらえして、飲み物を補充して、いざ知床峠越えスタート!…が、その峠道の知床横断道路が封鎖されてて通行止め!何やら看板によると、11月~4月くらいまでは完全封鎖、今の時期でも9時~16時半までしか通行出来ないとの事。時計を見ると8時半。ちょうど近くに知床自然センターなるものがあったので、そこで時間を潰す事に。
ここではその名の通り、知床の自然が学べるような展示がなされてあって、そこでわかったんですが、さっきオレが遭遇した熊は、ヒグマという熊だったらしいです。あ~今思い出しても鳥肌立つ~。。てな感じでそろそろ行ってみるか、と。
先程の封鎖されてた地点へ行くと、お!車が数台並んでいて開門を今か今かと待ち構えています。
そして9時、係のオジサンが来て、いざ開門!!
車が全て流れた後に次いでオレも突入!!
うおぉ、こういう山登りってなんか久々だなぁ~とか思いながら漕いでました。
そんな、スタート直後の15分とたってない時でした。
まだ直後で歩道があった為、その歩道でえっちらえっちら登ってると、突然横の林の中から黒くてデカイのがドスン!と目の前に現れました。

くくく熊です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こんな事ってあるワケ!?またもや野性の熊に遭遇です!!!!!完全にヒグマであります!!しかもオレとの距離は15メートルも無い!!!しかもしかもこの道、さっきまであった金網まったく無し!!おまけにガードレールも無し!!なもんでその熊は容易に道に出てこれたワケです!しかもしかもあろうことか、
熊とバッチリ目が合っちゃってます!!!!!!!!!!!!!!!(笑えない)
とりあえずオレは舞い上がりまくっちゃってる心をなるべく平静に保ち、ついさっき自然センターで学んだ事を思い出します。
まずビックリして騒がない。そしてゆっくり後づさり、熊から距離をとっていきます。
お、なんかイイ感じ。
しかしながら彼はオレから目線を外してくれません!!(泣)
じわりじわり、なるべく音をたてないようにしてオレは後づさりを続けます。
ようやく10メートルくらい下がった頃かな?ようやく彼は目線を外し、そのまま道を横断して出てきた方とは逆の林の中に消えて行きました。
いやぁ~~~マヂ恐かったオレ生きてて良かった!!!!!!!!!!!!!!!
この旅で初めてリアルに死を意識しました。
あ…写真?
いやいやいやあんな状況でムリムリムリムリぜーったい無理ですから!!(笑)
てか知床峠マヂ悲惨すぎる!!こんな危ないトコ解放すんなよっ!!
道路脇の「熊出没危険」の看板にはこんな事も書いてありました。
「車から絶対降りない」
オレ自転車マヂ悲惨(T_T)
それからは聞き耳をたてながら、あっちでガサガサこっちでガサガサする度にキョロキョロしながらも、その後はもう遭遇する事無く無事に標高738メートルの知床峠登頂。
そこからはおもいっきり下りまくり。たとえまた熊が出てこようと余裕だぜ!とか思いながら下ってると、突然横に顔が出てきてビックリ!マヂひっ転びそうになる。振り返って見てみると、今度はなんと野性の鹿だった!!
「お前ビックリしたじゃねーかよー!」
下りながら叫んでやりました。まるで負け犬の遠吠えのように。鹿はガン無視でした(笑)。
さてそんなこんなで危険すぎた知床峠を下ると、羅臼市街へ!
ここは「北の国から2002遺言」のロケ地となった場所らしく、羅臼の道の駅には「北の国からマップ」なるものを無料配布したりして盛り上げてました。
富良野にも本当は行きたかったのですが、北海道のど真ん中に位置する為に行けずじまい、しかし海沿いに位置する羅臼はマヂ外せませんポイント!!
オレもマップを貰い、いざ街を探索開始!
ほうほう、このコンビニが結ちゃん(内田有紀)がバイトしてた所ですか。すると、この橋で純は結がバイトの終わるのを待ってたワケですね!んで、あっちが…こっちが…やべー超盛り上がり過ぎる!!(笑)
そんな感じで羅臼をたっぷり2時間程満喫♪
その後、次の街の標津という所まで移動して、21時頃就寝。
とても綺麗な広いバス停で安眠でしたとさzzz
オレの無事をブラウン官からではなく、いつものようにこの日記でお知らせ出来た事を幸せに感じます。
生きてて本当に良かった☆(^^)

今日の移動:斜里町(北海道)→標津町(北海道)
走行時間:9時間
走行距離:134.9Km
積算距離:6804.0Km

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7 コメント

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Unknown (全身音楽家)
2005-06-11 21:08:49
熊ですか!!?すごい危なかったんすね-。この体験を歌にしてみたらどうっすか?いい曲書けると思います☆もろ他人事丸出しです(笑)熊に逢ったら何をする~♪フアッフアッ♪
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野生児かよ! (ハルジュク)
2005-06-11 22:25:16
チャリ番、命は大切にしろよ!でも、熊は赤カブトじゃなかったんだろ?銀は赤カブト退治したんだぞ!犬が熊を退治したんだ(>_<)おまえなら、やれる、きっとやれる、ヒグマにヘッドロックを…。そんな写メまってるぜ!みんなまってるぜ!危なかったらとりあえず謝って逃げろ!
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野生児かよ!ぱーとツー!(さっきのまちがった!?) (ハルジュク)
2005-06-11 22:35:36
チャリ番!命は大切にしろよ!でも、熊は赤カブトじゃなかったんだろ?銀は赤カブト退治したんだよ!犬が熊を退治したんだよ!やれる!おまえならきっとやれる!あのヒグマにヘッドロックを…!期待してるぜ!チャリ番!そんな写メまってます!
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生還! (グリコ)
2005-06-11 23:04:59
ハルジュクの熊にヘッドロックはうますぎる!と思ったらオレのパクリじゃん!?銀牙もすごいけどはじめの一歩の鷹村は熊の眉間にパンチ一発で仕留めてたよ!チャリンコ乗ってて2回も熊に遭遇する確率は宝くじの一等が当たる確率と同じらしいとカットバンが言ってました!ちなみに九州は今日梅雨入りしました!梅雨前線には遭遇するなよ~!
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Unknown (カモ)
2005-06-12 00:15:42
クマ~!

クマは、鈴もってると、近寄ってこないって聞いたよ~♪

きっとクマも人間が恐いんじゃないかな~?



真っ黒に焼けたね!それにもびっくり!

がんばれ~☆

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パクル! (ハルジュク)
2005-06-12 10:57:41
グリコよ、人生パクッテナンボノ世界だぞ!よくおぼえとくのだ!でも、グリコの熊にヘッドロックはかなりうまかったぜ(^^)
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熊!!!!! (さかえ)
2005-06-12 17:26:26
くまったね。

昔は死んだふりしたらいいなんて言ってたけど、嘘みたい。でも良かった。襲われなくて・・・もう熊が出るところにはいかないんでしょ?行かないでね。
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