テレビとうさん

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「感染死亡数」 と 「陽性死亡数」

2022年01月03日 | 医学・健康
 厚労省が各行政衛生主管部に通知した「新型コロナウイルス感染症患者の急変及び死亡時の連絡について」の別紙では、

○ 厚生労働省としては、可能な範囲で速やかに死亡者数を把握する観点から、感染症法に基づく報告による新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、亡くなった方を集計して公表する取扱いとしています。

○ したがって、事務連絡中の「新型コロナウイルス感染症患者が死亡したとき」については、厳密な死因を問いません。新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については、都道府県等において公表するとともに、厚生労働省への報告を行うようお願いいたします。

と、なっています。つまり「死亡報告」の対象は、「新型コロナウイルス感染症の陽性者」が死亡した場合であり、「PCR検査の陽性者では有りません。

  「PCR検査の陽性者」とは、「症状」の如何に拠らず「新型コロナウイルスウイルスやその破片の付着者」も含まれ、総てが「感染者」とは限らないので除外される人も含まれる事になります。但し、喉や鼻腔にウイルスの破片が付着する事も感染症に含まれる「症状」ならば、これ以上何も申しますまいww

 但し、活性コロナウイルスをマスクに付着させて市中を歩き回っている人も「感染症」に含んだ方が、公衆衛生上も好ましいと思います。是非ともマスクの「PCR検査」も徹底して貰いたいと思います。

 ところで、厚労省の佐原総括審議官は、参議院特別委員会(2020/12/02)で、

「PCRの陽性判定 イコール ウイルスの感染性の証明ということではない。」

と答弁している事が、総務省の「武田総務大臣閣議後記者会見の概要」で「新型コロナPCR検査判定に係る報道」欄に書かれています。

 「感染性の証明」は「感染の証明」よりも甘い表現なので、検査対象外の人を除くと、

「PCR陽性者」≧「感染性のある人」≧「感染者」≧「有症者」

となり、「症状」のある人は当人は勿論の事他人が見ても分かるので、「有症者」を除くと「感染者」が確率的に最も少なくなります。但し、偶然に同数になる事も考えられるので、強くは主張しません。

 医療関係者が何をもって「感染症の陽性者」と「PCR検査の陽性者」を仕分けしているのかは分かりませんが、厚労省の
「報道関係者向け発表」では、今でも「新型コロナウイルス感染症の感染者数」と「検査陽性者数」はピタリと一致しています。また、表中に「PCR検査実施人数」は書かれていますが、「感染症の感染者数」は表示されていません。

 これが事実とすると、「検査陽性者」は「PCR以外の検査」を全員している事になり、毎日のように報道機関が公表する「昨日の感染者数」はほゞ前日の人数である事から、日本では「PCR検査後24時間以内に、PCR検査以外でコロナ感染者数を確認している」と言えます。その割には自宅療養者が数日後に死亡したり、入国・帰国後2週間ほど自主隔離しているのが不思議です。

 私は素直な日本人なので、厚労省が「感染者ではないPCR陽性確認者」を「感染者」に加えて患者数を膨らまし、国民に恐怖心を植え付けているとは如何しても思えません。

 24時間で確実に「感染性」が確認できるのなら、「感染(性)者全員(PCR陽性者ではない)」が病院で治療しなければならないと思うのですが、素人の私には理解できません。このブログを見ている人で「医療に詳しい人」がいたら教えて下さい。



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