テレビとうさん

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「被害妄想」 と 「加害妄想」 ①

2022年03月14日 | 国際情勢
 見知らぬ人と視線が合うと、普通は自然に会釈をする人が多いと思いますが、偶に非常事態に陥る場合があります。

・「被害妄想」;被害の証拠がないのに、自分に被害もしくは危害が及ばされていると確信している妄想。客観的な証拠が無いだけであり、主観的な自己関連づけが有っても、被害妄想とされる(場合がある)。

 騒音公害、薬害、近隣住民によるシカト・・・など、実際に本人には十分な被害がある(と思われる)が、客観的な証拠が見つからない時。この「客観的」とは、科学が未熟な為に証明できない場合も含みます。


・「加害妄想」;加害を実行していないのに、迷惑を掛けているのではないかとの強迫観念に苛まれる妄想。客観的な証拠が無くても、主観的な自己関連づけが有るだけで加害妄想に陥る(場合がある)。

 但し、一般論としてですが、「加害妄想」の元首相が「被害妄想」の隣国で、と或る記念碑に跪いて涙する場合は「被害妄想」と「加害妄想」のコラボが成立し、両者が「相互補完関係」にある場合も考えられ、必ずしも紛争に繋がるとは限りません。

 これも、あくまでも「一般論」としてですが、逆に「被害妄想」の国が「加害妄想」の国に対し、特定の事案の中止を要求した場合は何が起こるかは判りません。これは、其々の国力の差が大きなファクターとなるので、これを事前に分析する事で紛争を避ける事も可能になります。この時の「加害妄想」は、「被害妄想」の国が実際に害を成される恐れを感じる、或いは、害を成したと思い込まれる場合も含みます。

 但し、「加害妄想」には、実際に「相手に害を加えたいとする妄想」は含まれません。


・国力の大きい「加害妄想」の国が、小さい「被害妄想」の国と対峙した場合。

 例えば、東洋のとある島国と近隣の半島国の場合は、謝罪は禁物です。互いに単なる妄想なので、謝罪する事で妄想が拡大し、取り返しがつかなくなります。つまり、「病状が悪化する」ことになり、互いに不幸になります。「誇大妄想」は戦争の端緒になります。

 この場合は、比較的治療が簡単な「加害妄想」を先に治す事が重要で、バカらしくとも事実をとことん教えます。「被害妄想」の場合は完治は難しいのですが、妄想を抱くと自分が更に損をする事を教え込みます。


・国力の大きい「被害妄想」の国が、小さい「加害妄想」の国と対峙した場合。

 この時の「加害妄想」は、強力な武器を保有すると「自国政府が何を仕出かすか判らない」と思いこみ、武器を自ら放棄する事も含みます。

 あくまでも例えですが、大陸のと或る恐ロシイ国と近隣の「元は宗主国」で今は小さくなった国の場合は、視線が合うと「ガンをつけた」と言われ、確実に紛争に繋がります。但し、大親分が居る時には「手打ち」で収まります。

 この時の「大親分」が高齢でボケ症状がある場合は、互いに収まりが付かず混乱が拡大します。それでも両国の経済を牛耳っているのは、互いの国有企業が民営化された時の「新興財閥(露語、宇語ともにオリガルヒ)」で、その実態は国際資本です。なので、国際資本が「手打ち」をすれば収まります。

 ところが、この「国際資本」が現在望んでいるのは平和では無く「人民に対する制御」だったとしたら、どうでしょう?。

 19世紀に蓄えた資本で、20世紀は資源を支配し、21世紀になり人民を支配しようとしている為に、「混乱」を手段化すると考えられます。

 「支配」とは言っても、奴隷制の様な直接支配では無く「制御」です。つまり、人民が自ら自分の意志で行動していると思わせる為の「コントロール(プロトコルによる制御)」なので、各個人には「自分は理性的な行動をとっている」としか感じません。これは、「国家主導による人流制御」より、はるかに効果的です。

 自国(被害妄想国)の被害を防ぐ為の「予防占領」。自国(加害妄想国)の安全の為の「武装解除」。自国の領土を自衛する為の「専守防衛」。紛争国の自衛に対する「防衛装備品」の援助。可哀そうな国に対する「募金活動」。・・・・これらすべてが「理性(理想では無い)的な行動」で、プロトコルに沿っています。


 世界各国が「被害妄想」に支配された場合に付いては、次回書く予定です。但し、
予定は未定であって決定ではないww



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