ヒデ坊のほほん日記

私ヒデ坊の道楽日記です。

現実の夢の中へダイビング

2010-06-30 19:18:42 | 買ったもの
いつもありがとー

密林さんに注文していた、
フジファブリックSingles 2004-2009と、
FAB BOXが届いた。
最後のオリジナルアルバムは来月。

今日はWebの森に迷い込むのをやめて、
フジファブを聴きながら、
文藝の深海へと潜り込むことにしよう。

んだらばね。

川上未映子と前向きなネガティブさ

2010-06-29 20:58:16 | 川上未映子
昨年の12月に別のWeb日記に書いた文章を転載します。
これが僕の「川上未映子」の原点。
(※ 一部表現が曖昧なところ、誤字脱字は修正しました。)

ずっとずっと書きたかったのに、
書いてしまったら、
もうそれは自分の世界からなくなってしまうのではないかという
恐れがあってためらっていたこと。

それは、
ようやく自分に合った居心地のいい人物に出会ったこと、
川上未映子さん

僕がこれまで尊敬し、そうでありたい人物像は、
人格者であり、知識人であり、言動一致、矛盾のない人間。
限りなくそれに近い人がいて、
それにあこがれこの10年間突っ走ってきた。
追いつくのは無理だし、
その人も完璧ではないことを僕自身わかっていた。
でも理想を追い求めて努力することで、
己が成長していることを認識できたし、
悪くはなかったなと思う。

ただ、とても苦しい。それをどこに吐き出したらいいかわからなくなる。
想いを吐き出すことは、スマートな生き方から外れていくような、
悩み、苦しみ、努力、頑張り、
そういったものは人前にさらさずに己の中に納めて、
傍から見たらジェントルマンであれ!的な、
姿かたちを己に課していた。
それは本当の自分ではないな。
本当の自分ってなんだろう?
これまでの自分は自分でないのか?
煩悶・苦悶・苦転…

自分に自信を失くし、自信どころじゃなく自分も失い、
すべてのことに逡巡していたときに、
川上未映子「乳と卵」に出会った。
最初は彼女のルックスにひかれて読んだというのが正しい。

文藝春秋の第138回芥川賞受賞者インタビューで、
「歌手になる前、おそらく子供のときから、「私の人生どうなるんやろ」という感じは、ずっとあった。でも「本当の自分になる」とか「自分探しをする」という発想には一度もなったことがないんですよ。私、生は苦なり、生きていくことは基本的にしんどいものだと思っているんです。その代わり、社会的なアイデンティティや出来事にはあまり期待しない。自分が何になれるかではなく、自分が何をできるかにしか興味をもたないようにしているんです。」
と言っていた。

これで一気に合点がいった。
自分が社会に対して何か貢献しなくてはいけないとか、
周りの人の中には楽に生きている人がいていいなという羨望とか、
に粘質を持っていることを恥じた。
苦しくていいんだ、期待しなくてもいい。
今の自分・これからの自分が何をできるかに執着していればいい。
矛盾しているが、気持ちが楽になった。

川上未映子という人物を知りたくて、
紡いだことばを読んだ。
小説・詩・歌・ブログ・雑誌・インタビュー・映画・・・

作家たちは、努力してもがいて作品を作りだしているのは、知っている。
けれども、作品が発表されると、
いかにもスムースに出来上がりました的な、
そんな雰囲気があるのだ。
しかし川上さんは七転八倒する。
みんなそうであるのはわかる。
でもそれを表現せずにキレイ事にしてしまう。「ええかっこしい」
川上さんは、客観的に見れば、成功しているし、自分の才能を十分に発揮しているのに、
どう苦しいのか、どう意地汚いのか、
どう考えているのか、そして女であることを、
「あなたの頭ん中、こうなっとるんですね」と、
外から見ていても恥ずかしくなるくらい書き綴っている。

作品たちを読んで、
僕は小躍りした。
突如浮かんだのは「前向きなネガティブでいいんだ」ということ。
まさにKING OF 矛盾。
苦しんで苦しんで七転八倒しても、
転がる限り、必ずどちらかの方向に物事は動いていく。
停滞ではないのだ。
川上さんの作品を自分なりに料理し栄養を補給し、
たどり着いた一つの結論。

毎日少しんずつやらないと、ダメなんですからねっ

2010-06-29 18:25:11 | 読書
いつもありがとー

今夜はなんつっても、
パラグアイ側から見たら日本戦っつーわけで、
嫌が応にもテンションは上がっています!

上司もみんな、
さぁ、今日は早く帰って備えますか的な雰囲気だったので、
それきたっ!とばかりにダッシュで帰宅です。

帰りに本屋さんに寄ったら、
現代詩手帖とユリイカの7月号がそれぞれ1冊ずつありました、
まっ!まるで僕を待ってくれていたかのようだったので、
嬉々として2冊とも購入しました!

今月の「手帖」は文月悠光さんの特集と
暁方ミセイさんの詩が載っていますー
楽しみー
「ユリイカ」は田辺聖子さんの特集。
何だか楽しみがいっぱいらー

今日は少し夜が遅いので、
緑茶とアイスで臨戦態勢。
アイス喰うときっと必ず絶対にお腹を下すので、
日本がゴールっ!!な時に
自分はトイレにゴールっ!かもしれませぬ、ぬぅぬぅ。
尾籠な話で申し訳ないっす!
そういう訳でよろしくっす!
よろしくピース♪

今日の曲:
矢井田瞳「Over the distance

お花畑がよくってよ

2010-06-28 21:53:55 | 趣味
いつもありがとー

今日は忙しくて仕事なかなか抜けられなかったのに、
意地でも行ってきました、押し花教室。

現地へ向かうと、
先生が「あんらぁ~待ってたのよぉんぅん」と、
熱烈歓迎。
花を飾っていっても、「もぉん、繊細っ!いいっ!」と、
褒めちぎってくれる。

でも今回は集中力が続かず、最後の方は面積広い花で覆ってしまったのが、
悔やまれる、だってお腹空いてたんだもん。



全体的にひまわり畑になっちゃった・・・
そんでも、
普段使わないところの頭を使ったので、
いーい、くすりです♪

今週の川上さん(2010年6月第4週)

2010-06-27 17:36:55 | 川上未映子
川上未映子さん掲載まとめ

・ 読売新聞yorimo 
  essay「発光地帯」2010年6月21日
  波と夢

・ 週刊新潮7月1日号(2010年)
  コラム「オモロマンティック・ボム!」
  連載57回 悲しみは誤解の総体


<今後の予定>

・ サイン会
  日時:2010年7月12日(月)19:00~
  会場:青山ブックセンター六本木店
・・・行けないけど・・・


未映子さんのブログが更新されてて、
Hanakoで連載してる「リボンにお願い」だけが読めていない。
買うの恥ずかしい。