学校では、オーストラリアとイギリスへホームステイするプログラムが3つありました。
その他に、フィリピンへの研修が外部の企画で紹介されました。
娘の通う学校は国際高校で、「グローバルリーダーの育成」という教育目標があります。
フィリピンの研修では、
「これから世界で活躍するであろう学生たちに
華やかな世界だけでなく、貧しい人たちが暮らしている現実も見て欲しい」
という気持ちから、こういったプログラムを提案されたそうです。
フィリピンといえば、セブ島に代表されるリゾート地があります。
海外からたくさんの人が来て、きれいなビーチでバカンス
のイメージがありますね。
一方で、ゴミ山からゴミを拾い、生活している人もいます。
富裕層と貧困層が、近い距離で生活をしているギャップを感じ
貧困層の人々がどんな生活をしているのか、実際に見て話を聞く
というプログラムが組み込まれていました。
私も、この研修の説明を動画で見たのですが
すごく興味を持ちました。
自分で旅行に行ったって、絶対に見てこれる場所ではないし
暮らしぶりを見たり、話を聞くことなんて、もっと難しいでしょうからね。
そして娘も、キラキラした先進国のホームステイ生活ではなく
こちらに魅力を感じたようです。
親子だな。
今から7、8年前になりますが、私たち夫婦の友人が家にあそびに来てくれた時に
娘へのプレゼントとして
アルミのジュースパックで作られたポーチをくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/50/840f2f71353e6e5cb9ccc719cf9f3887.jpg?1690878197)
ゴミから拾ってきたパックをきれいに洗って、ファスナーなどをミシンで縫い付けて
きれいに作られています。
ジュースパックの色柄が外国らしく派手で、独特の可愛らしさがあります。
「なぜこのような物を作り、売っているのか?」という説明とともに
彼女はプレゼントしてくれて、娘もよく覚えていました。
まだ娘はその時、小学校3年生くらいで、ポカンとしてましたが
まさか、高校生になってその地に自ら赴いて生活を見てくるとはね。
何が今に繋がっているかわかりませんねー。
今回は、可愛らしいポーチ、バッグなど、自分でいくつも買ってきていましたよ。
このジュースパックのリメイク品は、フェアトレードで販売されているので
作っている人に、適正なお金が入ります。
フェア=公平、公正
トレード=取引
ゴミ山も、少し離れたところから見てきたそうですが
(本当はゴミ山に立ち入る予定でしたが、前日の洪水のため立ち入れず)
それでも、臭いがすごかったと言っていました。
これが現実です。
良い経験してきたなーと思います。
明日はまたフェアトレードのお話の続きを書こうと思います。
そういえば昨日、娘の友達が、とってもきれいなビル群の夜景の写真を送ってきていて
オーストラリアのホームステイに行っているとのことでした。
ギャップ!!!
どちらも有意義な海外での過ごし方だと思います。
趣旨が違うんでね。
どこにどうお金をかけるかって、価値観は人それぞれですね。
(お金を出す親の価値観ね)
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