goo blog サービス終了のお知らせ 

女神になりたい主婦のブログ

日々の気づき、感じたこと、子育てのこと、過去の経験から伝えたいことなどを、思うままに書きます。

食事を作る側の人として

2024年12月02日 16時59分39秒 | 日記
先日、ネットでちらりと見たんですけど

子供の頃に、母親が作ってくれた料理に対し

焦げている、とか、しょっぱいとか指摘をしたら、
「それなら食べなくて良い!」と怒られたのは
とても理不尽だったと思う

というようなことを書いている人がいました。

私も子供の頃、母親に対してそんなことを言おうもんなら
即座に「じゃあ食べなくていい。ご飯作らない!」
と激怒されました。

いや、正確には私は言っていませんよ。
姉がそういうことを言っちゃう人でした。

私は激怒されるのがわかっていたので、無言で食べていました。

もちろん、作ってくれたことに対しては感謝しているのですが
苦手な味だったり、失敗と思われる出来だったりすると
やはり、あまり箸が進みませんよね。

もったいないし、食べますけども。

もともと、ほぼ好き嫌いなく食べる方なので、たまーにですよ。

いつも美味しい食事を用意してくれるのが当たり前で
感謝の気持ちは足りなかったとは、思います。

しかし、おいしくないものはおいしくないので、辛かったです。

嫌いなものでも、極力残さずに食べろ
というのが教育方針だったので、とても辛い気持ちで食べたことも
一度や二度ではありません。

そうなると、食事が苦痛で、全然おいしくないですね。


今、私が親になって、毎日ご飯を作る身になり
あの時の母の気持ちも、わかります。

しかし、失敗したもんは失敗したもんだし
味付けを間違っちゃったのは、やっぱり食べづらいし
焦げちゃったのも、自分の明らかなミスだしね。

だから、私は「今日はちょっと味が濃すぎた」とか
「焦げちゃったから、そこ避けて食べて」とか

先に詫びてから、食べてもらいます。

そうするとね、子供って優しいから「大丈夫だよ。美味しいよ」とか
フォローしてくれたりします。

夫の場合、美味しさのハードルが低いので、よほどの失敗でない限りは食べます。

作ってくれることがありがたいから、と言ってくれます。

素晴らしいと思います、そういうところ。

食べないのは、腐りかけとか、すごくまずい場合のみ。
(そんなの出したことないよ)

毎日ご飯を作るのって大変なので、「文句言わないで食べてよ」
って思う気持ちもわからなくないですけど

お互い気持ちよく、楽しく食事するのが大事ですよね。

食事って栄養を取るためだけじゃなくて、楽しむものだと思いますし
家族で団らんする時間でもあると思います。

娘と私はよく喋るんですけど、夕食は大切なコミュニケーションの時間になっています。

だからより、お互い思いやって、優しい言葉で伝えたいですねえ。


今思えば、母は私たちに謝ったことがありませんでした。

過ちを認めたら負けだと思ってたっぽいです。

それだと、お互いに意地っ張りになっちゃうんだよね。

何をそんなに虚勢を張っていたのか、今になってはよくわからないけれど
今は全然、穏やかなばあばになっていますよ。

そんなことを思い出しました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日から12月 | トップ | 最近の彫刻刀 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事