絵本「小さな博士の手を引いて」 2009-02-21 09:23:34 | Weblog 博士は、ずっと独りで宇宙の彼方に住んでいた人で 生涯のほぼすべての時間を研究に捧げてきた。 その期間、実に400年である。 あまりにも長い間そうしていたものだから、 騙し騙し施してきた延命措置にも、とうとう 限界が来てしまった。博士は投薬を止めた。 すると、副作用で失っていた心がぽつりぽつりと蘇ってきた。 「家に帰らなきゃ。」 故郷の匂い、暖かい人たち . . . 本文を読む