弥生&やゆの和洋Sec-chuな日々⭐︎

民謡歌手「水上弥生(やゆ)」の和洋折衷なお仕事やプライベートを公開しちゃうよ♪♪♪

震災後、初・・・

2011-07-06 23:09:00 | インポート


先日、震災後初のフェリー乗船でした。しかも、弾き語りのお仕事・・・。
正直、どんな風にステージを進めたらよいか、ずーっと考えていました。
震災の話に触れて良いものか、はたまた・・・
かといって、私の弾き語りのレパートリーには、宮城県や福島県の民謡もあるし、実際その場所を通過する訳でもあるし・・・

・・・結果、何も考えずステージに上がりました
ま、ステージの雰囲気を感じたまま進めようと・・・・・

私自身は、いつもとなんら変りなく進行しましたが、お客様の雰囲気は、いつもより真剣に聴いてくださっているように思いました。

被害に遭った乗組員の方たちも沢山いらっしゃって、テレビでの情報やニュースでは放送されていない、より身近な被害や現実等のお話を聞き、涙が出ました。
そして、微力ながら私達も、海外でのチャリティーコンサートで沢山の義援金が集まったことを伝えると、それまで震災の辛い現実を色々話してくれていた彼女が、急に泣きだしてしまいました。
自分達の為にしてくれたことに、感動してくださったようです。

やはり、音楽の力は偉大なようで、避難所に訪れる多くのミュージシャンに沢山の勇気や元気をもらったと聞きました

実際、今回、南相馬市のお客さまが、これからしばらく北海道に移住する為フェリーに乗船されましたが、その日アンコールでリクエストのあった「新相馬節」に、涙をいっぱいためていらっしゃいました。
いつか、原発の被害が落ち着いたら必ず私を福島へ呼ぶので、その時は一緒に相馬の民謡を演奏しましょう!と、CDを3枚もご購入いただき、明るく帰って行かれました。
「民謡ハーモニカ」という楽器を演奏される方のようでした。
凄く、嬉しかったです


・・・そんな訳で、色々構えていた私でしたが、やはり何時も一生懸命演奏すれば気持ちは伝わるという、(自論?経験??)精神で大丈夫なんだと改めて感じた船旅でした

皆さんの、1日も早い復興を心より祈願致します

以下は、おまけショットだよん





なんか、顔疲れてる・・・・・