弥生&やゆの和洋Sec-chuな日々⭐︎

民謡歌手「水上弥生(やゆ)」の和洋折衷なお仕事やプライベートを公開しちゃうよ♪♪♪

同級生。

2008-01-26 19:02:55 | インポート
お正月に、同級生のKから久しぶりに年賀状が届いた。「久しぶりに会いたいね!」って書いてあって、私も会いたかったから携帯番号を書いて、年賀状を送った。
間もなく彼女から連絡があり、会う約束をした。どうやら最後に会ったのは、5年程前だという。変わらない、Kの声だった。
Kは、小さい頃からバレエをずっと続けていて、今は講師をしているはずだ。私の周りで、頑張っている人の1人だ。
私は、こういう頑張っている人と話をするのが大好きだ。
ランチの時間にあわせて、近くのパスタの店で待ち合わせをした。

さすがに、バレエをやっているだけあって、以前と変わらないスタイルで、大人しい雰囲気も変わらない。
久しぶりにあって、色んな話をした・・・というか、私が殆ど喋っていて、そのうち、Kが重い口を開き始めた。
どうやら、長年お世話になっていたバレエ団を辞めてしまったらしい。それについて、私の意見を聞きたかったようだった。
話を聞いて、私にもその思いが痛いほどわかった。深くは話せないが、Kは相当辛かったと思う。
今まで培ってきたもの、全てを捨ててでも、出した決断だったようだ。おそらく、私が彼女でもそう答えを出したと思う。

ただ、そんな中でも、Kの中で遣り残してきたもの、心の中にひっかかったまま今まで来てしまったことを、見つめ直したかったことがある・・・というのも決断した答えの中にあった。
人は、目標の為に日々頑張れる生き物だと思う。それが、ある程度叶ってくると、今度は守りにはいる。その先の夢に向かうことが、恐くなってくる。でも、心のどこかで、「このままではいけない」と感じている。
かくいう私もそうだ。目標が叶うと共に、年齢も重ねてくる。以前のように、がむしゃらに挑戦することが出来なくなる。
でも、新年を迎える期に、私はその気持ちを捨てた。丁度、捨てたところだった・・・と、言ったほうがいいかも知れない。

彼女に、「この機会に、心にひっかかっているもの、遣り残してきたことに挑戦してみたら?」と、背中を押した。そう言いながら、自分にも言い聞かせるように・・・。
「そうなんだけど、私ももう若くないし・・・。」それは、わかるが・・・「全く出来ないと思う?」との問いに、「それはない・・・と思う。」と答えた。

私も、人には言えないくらいのデッカイ夢がある。有言実行!といいたいところだが、もう少し伏せておこう。
でも、自分の気持ちに正直にいきたい、と思った。恐がらないで。そうしたら、何だか毎日が楽しくなってきた。
もしかしたら、死ぬまでこの夢は叶わないかも知れない・・・が、楽しい悔いのない人生は、過ごすことが出来る。TVで、誰かが言っていた、「人は、死に向かって歩いている。」・・・そうだね、自分の死ぬ時は決まっている。
今、こうしてブログを書いていて、大きな地震が来て死んでしまうかも知れない。そうかと思えば、飛行機が墜落しても、生き残った人もいる。

こういう気持ちも、私が誰かに教わったものだ。Kにも、きっと伝わったと思う。お互いに「頑張ろうね!応援してる。」と言って別れた。
そう、最後に、「弥生のその活力は何?一体どこからくるの?」と言われた。「う~ん、同じ気持ちの仲間がいるってことかな・・・?」

いつになるかわからないが、次回彼女に会うのが楽しみだ。きっと、よい報告を持ってキラキラと輝いているに違いない。私も、負けないように輝いていたい。