気ままな糖質OFF生活

八ヶ岳南麓と東京の二地域居住しているオヤジのつぶやきです。長年、糖質OFF生活を過ごし、楽しく生活しているおやじです。

昔は「村八分」、戦時中は「非国民」、そして今は

2020年04月30日 | 日記
「村八分」は10ある付き合いのうち2つを除き排除するということ。
2つとは火事と葬式。
火事は延焼で村が焼けるのを避けるため、葬式は流行り病で死んだ場合への生活の知恵という説がある。

新型コロナの影響で、「村八分」と同じように付き合いをしないと宣言する県知事がいる。
「神奈川県には来ないでください」
(多くの県知事が発言しているが、例として)
「帰省しないでください」
「高速道路のPAで検温を行う。まずいところに来たと後悔してもらえれば」
(岡山県知事は県職員に危害を加えるとの電話により、検温中止を発表。しかし観光客が多く使うインターチェンジの閉鎖を高速道路会社に要請)

疫病への恐れ・恐怖・感染の広がりは、きつい言い方を誘うのだろうか。
ヒステリックにも思える反応は何故か悲しい。

神奈川県の住民で、東京に通勤している人はいないのだろうか。
東京から神奈川へ働きに行っている人はどう思うのだろうか。
「県内の観光は三密を避けるため、自粛してください」
「湘南でサーフィンはしないでください」
「○○観光施設・駐車場は閉鎖になりました」
でいいのではないか。

学校が休校となり、その上アルバイトもなくなり、生活が苦しくなった学生に、帰省するなという言葉はどう響くのだろうか。

岡山県知事発言は単に悲しい。

確かに、不届き者はいる。
それも、悲しい現実。

でも、日本を支えている多く市民を、知事たちはどう思っているのだろうか。
強制力のない「STAY HOME」に、大勢が従っている状況をどう思っているのだろうか。
自主的に閉めた多くの施設・店舗をどう思っているのだろうか。
そして、あなたの発言に強制力はあるのですか。
無いことを知っていながら、実行してくれるのは市民の自発的行動です。

そして、政治家の言葉は無責任に変わって行く。
人との接触を「7割から8割減らして」が、「8割減らして」に。
「外出自粛」が「STAY HOME」に。
いつでも「この2週間が大切です」とゴールポストが移動する。
期限の「5月6日まで」が、その前の延長発言。
特に政府が諮問した医療関係者・お偉い医者様がそのような発言をするのは、なんだかなと思う。
「私は延長の必要性を認識し、警告していたのです。偉いでしょ」と思っているのだろうか。
「みなさん、5月6日までは確実に自粛してください」と発言するべきだと思う。
そのほうが偉いと思う。
何故なら、それはマスコミ受けをしない発言なので、むしろ勇気がいると思う。

そして、何よりも多くの人々はちゃんとわかっていますよ。

「村八分」の残り2分の一つの葬儀だが、新型コロナでは、多くは通夜ができないことが多いと聞く。
多くの医療用死体袋には顔が見られる作りになっていないとの事だ。
だから、お顔を拝めない。
そして感染を避けるため、すぐに火葬にされる。
親族のもとには、遺骨となってから届く。
(新型コロナによって故人となられた方のご冥福をお祈りします)

すみません。
今の風潮が一つの方向に向かいすぎている気がするので、敢えてこのような一文を掲載しました。
「非国民」という言葉で、みんなが同じ方向を強いられた時代を反省して。


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