ビデオ流出問題は責任問題がズレている

尖閣諸島沖の中国船による海上保安庁の船への衝突事件のビデオ流出問題だが、

国会は何故か、海上保安庁の管理責任ばかりを追及している。

しかし、この問題の本質は「何故このビデオを国家機密扱いにしたのか」ではないだろうか？

誰が、ビデオのどの部分がどのように問題だということで国家機密扱いにするよう指示をしたのか？

の方が遥かに重大な問題だと思う。

一体、あのビデオのどこが国家機密に当たるのか私はよく分からない。

国会で野党はこの点を集中して質問するべきなのに、何故か海上保安庁の管理責任を理由にして

大臣の辞任を迫っている。

バカだなぁ。って思うね。そんな事で大臣が辞任したり、SGK38が起訴されたら

そもそもの原因の中国人船長は無罪放免なのに、日本人だけ罰せられるというおかしな事になりかねない。

そんな事は問題にしてはいけないのだ。

問題は、何故このビデオを国家機密扱いにしたかという一点に尽きると思う。

誰が見ても確かに国家機密だという事になってから、SGK38や海上保安庁の管理責任を問えばいい。

この点をもっと追求して解散総選挙に追い込んでくれないと

野党としての価値がないと思うのだが・・・。

そんな事だから、度重なる民主党の大失態にも関わらず

未だに支持率で民主党を抜けないんですよ、自民党さん。

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