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フィルム時々デジカメあるいは逆の事態も・・

おもにフィルムカメラで撮影した写真を不定期に上げます

ミノルタROKKORレンズの復活

2024-10-30 18:09:22 | 写真

思えば7年ほど前

フィルムをスキャンしてデジタル化する面白さにハマり

再びフィルムカメラに目覚めて

その頃手に入れたカメラはMINOLTA製

知り合いに貰った「X-7」と ジャンクボックスから拾い上げた「XG-S」

久しぶりに棚から出して電池を入れてみたら

2台とも ダメになってました…

 

まあ

もともと難あり品だったし

他にも何台かフィルム一眼はあるので

このままサヨナラするしかないなと思うのですが

可愛そうなのは残された3人の子供たち

じゃなかったレンズたち

50mm f1.7

24mm f2.8

200mm f4.5 の3本

なかでも

24mm f2.8 は今でも高値で取引される人気のレンズ

 

せっかくフルサイズミラーレス一眼を持ってるのに

試してみない手はないなと思い

ポチってみました Yahoo!フリマで

↓焦点工房 ミノルタ-Zマウントアダプター

送られてきたのは ほとんど使った形跡のない美品\(-o-)/

 

早速 Zfに装着してみましょう

合体!

お〜これはいい!

なかなかの一体感

アダプターの存在を感じさせないデザインが秀逸です

マウントアダプターはこうでないといけません!

NIKONさん是非見習ってくださいね

 

ついでに

手持ちの花形フードを切ったり削ったりして

プロテクター内蔵のフードも作ってみましたが…(^_^;)

ちょっと・

なかなか・・

いい出来だと思いませんか〜?\(-o-)/ ↓

ちなみに NIKKOR Z 26mm(フード付き)を装着した Zfがこれ↓

すげぇコンパクト!

時代を感じます


今回は

この2台を持って JR久留米駅周辺を徘徊してきました


**********


まずは 駅近くの「水天宮」あたりからスタート

MINOLTA MD 24mm

 

 

 

正直 僕には

レンズの良し悪しはよく判らんのですが

ちゃんと使えます

感度は200くらいにしてAモード絞り優先で f8とか f11で

ピントはもちろん手動

よほど接近しない限りピーキング表示を目安にざっと合わせればOK

 

 

真っすぐ構えれば

真っすぐな物も 真っすぐに写ります

 

 

周辺光量うんぬんもあまり感じません

 

 

これで充分じゃろ

メーカーの違う

手持ちの古いレンズが

3000円くらいの出費でこうして使えるなら

何万円も出して最新型のレンズなど

必要なかろう

そんな気さえします

 

JR 久留米駅に到着

ちょっと一服

ここで NIKKOR Z26mmにレンズ交換

とりあえず一枚

パシャ

おー!

なんとゆーことでしょう!!

ぜんぜんとは言いませんが

写りに違いがありますね確かに

ヌケがいいというかキレがいいというか…

 

サンダースおじさんも

アカ抜けてますね

イヤ こりゃぜんぜん違うんじゃないの?

!!

このままNIKKOR Z26mmで行ってみましょう


**********

ちょっと長くなります

おヒマな方はお付き合いくださいね(^_^;)

NIKKOR Z26mm

 

最新のAFレンズはマニュアルレンズの緊張感から開放されて

一気に自由を得た感じです

薄くて軽いし

プログラムモードで

構図を決めたらシャッターを切るだけ

バチバチ リズムよく撮れます

なんか動くものも撮りたくなってきますね

 

 

ちょっとした逆光も平気

 

 

 

露出は細かく調整したいので

コントロールリングに明るさ調整を割り当てました

 

先ほど

古いレンズでも充分じゃろ

なんて言いましたが

撤回しないといけないようですな

 

 

技術は日々進化しているようです

 

いつもの明治通りまで移動

 

 

 

 

NIKKOR Z 26mm f/2.8

やはり最新のレンズはいいですね(^_^;)

 

 

とはいえ

しかし

こっちのこれ↓

NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

これはちょっとデカオモじゃないですか?

15万円もするし・・・

 

24mmは

古いROKKORレンズで充分ですわ(笑)

 

 

.

 


手の中の記憶

2024-10-15 14:44:10 | カメラ

先日 姪っ子の引っ越しを手伝いに行って

博多人形をもらってきました

他にも

これ捨てるならもらっていい?

と getしてきたのが↓

古いAPSカメラ「IXY」とインスタントカメラ「チェキ」

どちらもまだ使えそう

 

今回は「チェキ instax mini 20」を試してみましょう(^^)

 

インスタントカメラにはちょっと興味はあったのですが

触ってみるのは初めて

デカくてスカスカでプラスチックで

オモチャっぽい

調べてみたらこの機種は 2000年12月の発売

20年以上前の製品です

宇宙船的なデザインが面白い

 

電源は入るが

液晶が表示されない…

 

でも写りそうなので

フィルムを買ってきました(一応 フィルム というらしい)

キタムラで 10枚入り 869円

以前は そんなに高いのか! と思ってましたが

今のフィルムの値段を考えると安い方ではないでしょうか

後の現像代もプリント代もいらないし

 

品薄らしく お一人様1個限りでした

 

さっそく装填!

一回シャッターを切って

黒いフィルムカバーが排出されれば

準備OK

近所の浦山公園へ

・・・

 

さて

記念すべき第一枚目がこれ↓

お〜写っとる!

いつもの C のモニュメント

 

はじめは真っ白で

ゆっくり絵が浮かび上がる

この間が絶妙

((o(´∀`)o))ワクワク

 

しかし小さい

名刺くらいの大きさ

画像部分はもっと小さい

中判フィルムと比べてみました↓

中版フィルムのほうが大きいですね

 

次 二枚目↓

最短距離の60cmくらい

室内なのでストロボON

レンズとファインダーが離れているせいで

中心がズレましたね

 

黒い部分はツブれて 白い部分は飛び気味

でも柔らかくてなんとも言えない写り

このぼんやり感がいいんですね

 

 と、、ここでトラブルが…

電源が入らない。。。

 

何度かスイッチを押してみる…

角度を変えて押してみる…

 

入った〜 \(-o-)/

 

しかしこれは急がねば

カメラの寿命が近そう

あと8枚あるぞ

 

3枚目は近所の子↓

夕日の光芒がいい感じ

 

写真は彼にあげました

つまりカメラがコミュニケーションツールとして役立った訳ですね

 

「怪しげなオッチャンに写真を撮られた でもこれが原版だから大丈夫」

 

帰って親にそう言ってくれたかな・・・

 

さて4枚目↓

これは失敗

地面の葉っぱを撮ったつもりがなぜか白飛び

ピントも合ってない

ストロボが光った?

 

先を急ぎましょう

5枚目以降は順番に

↑上部の映り込みを消したいが もちろんトリミングは無理

 

↑ミニチュアモード? 今回一番のお気に入り

 

 

↓自撮りもやってみました ピントが合ってないのが救い

 

↓ストロボ一発

 

写真には "記録” という面がありますが

 

この写りはむしろ "記憶" とか "夢" に近いような

「手のひらの中の記憶」

あるいは「夢の断片」

お〜 カッコいい!

 

「メメント」という映画で

記憶が10分しか持たない主人公が ポラロイドカメラで ひたすら撮影してましたが

フィルム代がハンパなかったんじゃないのかな

そんなことを思いました…

しかしこうして撮影してみると…

オヤジにも似合う最新型の「チェキ」が欲しくなっちゃいますな〜

そういえばライカブランドもあったような

そんなに高くはなかったはず・・・

 

おいおい…

 

.


Nikon Zf+NIKKOR Z 26mm f2.8

2024-10-08 09:07:00 | 日記

40mm f2.8 とセット購入だとちょっとお安く買えた NIKON Zf

その40mmをあえてパスしたのは

こっちのレンズが欲しかったから

NIKKOR Z 26mm f2.8

24mmでも28mm でもない

初めての焦点距離です

 

RAW現像ソフトでディストーション(歪曲収差)を補正したら トリミングされて28mmくらいになるのかな

とか思って使ってます

 

 

ワイドレンズは

40mmとか50mmのスタンスで撮ってると

どーしても絵が遠く(?)なるので

グッと近寄って撮る

その勇気が試されます

 

 

 

 

 

 

 

 

ほらほら もっと寄って撮らないと…

 


博多人形を愛でる

2024-09-23 21:46:24 | 写真

姪っ子が引っ越す事になって

処分に困っているという

博多人形を引き取ることにしました

 

床の間に何年も置いてあった

そのガラスケースをそっとバラし

おそるおそる取り出して

車で持ち帰った人形は

かなり立派なもの

ネームプレート(?)には「羽衣」とあり

これは読めるのですが

作者の名前が達筆で???

調べると 益永栄喜(ますながえいき)という方の作品らしい

 

持ち帰ったものの どうしたものか…

フリマサイトで処分??

とかも思ったのですが それも可愛そうで

やはり我が家に置いて じっくり眺めたりして

愛でてあげるのが一番かなと

とりあえずホコリだらけのガラスケースを

マジックリンできれいに磨き 台座も拭き上げ

さて…

再びケースを被せる前に

写真でも撮るか

 

うんそれがいい

それが僕なりの愛で方でしょう

まず一枚

おお! ちょっとしたポートレートですな

さらに角度を変えて

できればスタジオっぽくしつらえて照明も工夫して撮影に挑むのがスジでしょうが

そんなスキルもないので我が家のリビングのそのままの明かりで

これはこれで面白い

カメラは Nikon Zf レンズはTAKUMAR 55mm f1.8

背景のボロ隠しに絞り開放1.8

感度はASA400

この人形は

亡き兄夫婦が何かの記念に

誰それさんからお祝いに戴いたという

姪っ子たちも覚えていない曰く物

僕が引き継いで良かったのかな

能「羽衣」は昔話「天の羽衣」を題材にした作品だそうで

漁師から羽衣を返してもらった天女がお礼に舞を舞う

この人形はその場面を表現しているらしい

能面は光の当て方や見る角度で表情が変わると言いますが

この人形はどうでしょうか?

マニュアルでのピント合わせはかなりシビア

ピーキング表示が役立ちます

途中で三脚をひっぱり出そうかと思いましたが

めんどくさいのでやめました

でもやはりこういったモノの撮影には

三脚を使うべきでしょうね

急がば回れです

 

撮影を終えてこの博多人形

我が家の雑然とした床の間に

お父さん犬とかと一緒に鎮座する事になりました

いつかまたケースから出て頂いて

撮影モデルとして活躍してもらいたいものです

 

 

.

 

 


タクマーレンズとマウントアダプター

2024-09-11 15:42:00 | カメラ

そういえば持ってたなと

棚の奥から取り出したこのレンズ

TAKUMAR 55mm f1.8

昔 使ってたPENTAX SPの写りが懐かしくて

近所のHARDOFFで買ったもの

ペンタックスM42マウントレンズの最終型だそうで

人気の初期型のような独特のフレアーは出ないようですね

 

しばらくはEOS7DⅡに取り付けて遊んでましたが

いつの間にかお蔵入り…

 

何かのきっかけで急に欲しくなり

手に入れたらそれで満足

あとは見向きもしない

 

悪い癖です

思い当たる方もいらっしゃるのでは?

手に入れやすい四~五千円くらいの物が危ないですね

 

ともあれ

せっかく持ってるのだから

使ってみない手はないと

M42-Zマウントアダプターを

ポチりました「楽天ラクマ」で

(ほらまたやってる悪い癖)


 

合体!

こうしたブツは当たり外れも多いのですが…

今回はどーでしょう?

Zfに装着!

アナログ機っぽくていい感じ

無限遠も出るし一応使えそう

当たりかな


残念なのは レンズの指標が中心からちょっとズレること

これくらいはぜんぜんOKなのですが

もう一つ残念な事が

絞りの連動ピンが押し込まれてしまい

AUTOとMANUALの切り替えができないこと

マニアックな話ですみません

この切り替えが出来ると撮影がひと手間楽なのです

ピンの当たる部分をヤスリで削ろうかとも思いましたが

実際 EVFをのぞいてみると

極端に絞り込まない限り

ピント合わせはなんとかなりそう

このへんがミラーレス機のいい所ですね

このまま使いましょう(^_^;)

市販の金属フードが

よく似合ってますね〜

 

さてこの組み合わせでとりあえず一枚

レースのカーテンの雰囲気がいいですね

 

あとは近所をぶらぶら

一応カラーで撮ったのですが

やはりモノクロが見栄えいいようで

全部モノクロに

 一枚の写真を二度楽しみました

まだ暑いので

あまり考えずに適当に撮って 明るさなど現像でいじってます

タクマーレンズらしさは出てるでしょうか?

 

 

EOS7DⅡでは85mmくらいの望遠気味に写ってましたが

Zf はフルサイズなのでちゃんと55mmで(?)写ります

 

長いあいだNikonの一眼レフはマウントアダプターに恵まれなかったのですが

ミラーレス機ではFマウントの呪縛(?)から開放されて幅広いレンズが楽しめるようになりましたね

 

しかし暑いさなか

こんなものばかり撮ってるおじ(い)さんは

不審者あつかいされそうで…

ご近所の目もあることだし

さっさと帰ったほうが良さそうです



早く涼しくならないかな〜

 

.