機織りの音色

アクセサリーデザイナーsatomi

大祓

2011-06-30 | 日記
6月30日 大祓。
2011の上半期がおわり、明日の7月1日から下半期がはじまります。

そして明日は新月。

旧暦も6月1日。1の数字が重なります。
あらたなスタートの日。こころして向かいたいものです。

今日はザーっと雨と雷雨があり、天からの浄化もありました。

午前中に明治神宮に行こうと、ダンナさんと約束をしていました。

移動中の電車の中で、どーでもいい口ケンカになり、
ちょっとすねて参道を歩き、
神宮内のレストランで、ランチをするころには仲直りをして、
売店で明治天皇の「教育勅語」を買ってもらいました(笑)

「大御心」を1冊にまとめた本です。
普通の神社はおみくじですが、
明治神宮は1枚ひくと「大御心」の中から、ひとつお言葉を頂くのです。

前回のブログに書いた「謙遜」も、そのひとつです。


「教育勅語」には、日本人の失われつつある
あるべき美しいすがたが書かれています。

明治天皇は京都で御降誕され、
都が東京に移る大変な時代に、わずか16才で即位されました。

61才で崩御されて大正9年に明治神宮にまつられています。


神宮の森は、かぎりなく自然にちかい森ですが、
随所に手間の掛けられた、
人工の森の最高傑作だとおもいます。

すばらしい精霊を感じます。

ダンナさんと、よく行く場所です。
おもいおもいの感情でぎくしゃくしても、
御神木の前でふたり並んで頭をさげ、
てくてくあるいて出てくるころには、お互い柔らかな気持ちになります。


きょうは白い蝶々が、ひらひら~たくさん飛んでいました。








空と海

2011-06-28 | 日記
空海の座右の銘

「己の長を説くことなかれ
 他人の短を言うなかれ」

空海ほどのスーパー人生を頂いた者が
この言葉を脇においていたというのがスゴイ!

天から授かった天才をあますことなく
つかいきったスーパー人生。

恵まれた知性、チャンスをつかむ強さ。
ダイナミックな行動力。
人との出会い。生まれてきたお役目の意味など・・。

空海からは、いつも沢山のことを考えます。



先日の夏至の日に明治神宮で頂いた大御心(おおみごころ)

「謙遜」

いろいろと書いてありましたが、まとめると、
「心は高く、身はつつましく」
と、云うことでした。

本当の品性、所作の美しさとは、謙虚な心から表れるのですね!

武士道にもみられる
かつての日本人の美学だったと思います。

自己中で、思い上がりの強いわたし。
超自覚あります。

世の中はこれからどんどん変わるし、自分も変わりたい。


学びは気がついたらいつでもスタートできます。
謙虚さを身に付けようと躾中です。






天地

2011-06-24 | 日記
良寛和尚の書で「天地」。


先日、父の日にたまたま父親が東京にくる用事があり、
表参道の根津美術館にいきました。

わたしの実家は農業を営んでいます。
昨年、根津美術館が大規模な改装を行い
実家で生産している竹を納めたそうです。

六本木ミッドタウンの、入り口の竹林も父の竹を納めており、
東京モダン建築は竹をつかうのがお気に入りのようです。

父親自慢の、ブランド竹の出荷前はとても大変です。
子供の時、わたしも散々お手伝いをしました。
今では孫娘が実家に帰った時に、
せっせとお手伝いをして、お小遣いをせしめています。


改装を終えた根津美術館は、うわさ通り一流の一言。
派手なところは、ひとつもありません。
じっくり見るほどに圧倒されます。


良寛の書、「天地」はここにあります。

むむむ・・和尚は何を思い「天地」と書いたのか?
・・・ガツンと魂にはまりました。

あまりに偉大ですが、
良寛と空海の書が好きです。

生き方も生きた時代も、書も歌もまるでタイプの違う僧です。
子供の時から私のスターで、いっぱい影響をうけました。

今この時期に、良寛の「天地」と云う書にであった偶然。
みちびかれた必然。

おおらかな良寛にすくわれました。

天を仰ぎ、地にひれ伏すような思いです。

ミュージアム・ショップで買ったポストカードですが
めちゃめちゃ宝物で、目がよろこぶので、
暇さえあれば見入っています(笑顔)










人生初!銀河系

2011-06-17 | 日記
ここんとこ宇宙ブームで色んな本を読んでいます。
手当たり次第何でも面白い・・。

人生初の銀河系です。

今日も電車の移動で読んでいたら、
金星と地球のはなしがありました。

金星はものすごくゆっくりな自転。
地球はものすごく速い自転。

ふたつの星は姉妹の関係。

地球と金星が、時計のふたつの針のように、
ちょうど出会う位置と軌道があるそうです。

その時に、それぞれの星がとてもよい影響をうけて
お互いに調整されるそうです。


なんか、こんな人間関係あったな・・?

まだ若い時に知り合って、魂の姉弟のように仲よくて、
やたらよく遊んで。
お互いそれぞれの人生が始まり、自然にあわなくなって。

十年ぐらいしてまた偶然あって、また魂の姉弟みたい仲良くなって。

お互い歳も重ねて、それぞれの生活もあるのに、
3次元はあんまり関係なくて。
ナイスに気が循環して、
感性が研ぎ澄まされ、エネルギーがぐんぐん上がり、元気になるの。

でも、時の針が動いたら、またあわなくなった。

人間関係でも、惑星みたいなことよくあるのよね(笑い)


まだ、ダンナさんが放蕩ダンナ絶好調のころは、
わたしと娘が朝起きるころに寝て、天地がさかさまのピーターパンで、
太陽と月の結婚みたいに、全くあうことがありませんでした(苦笑)

ある時逆さまに気がついて、ピーターパンを引退して、
娘ラブラブのパパになりました。

奇跡を起こすには、愛の力が最強ですね!













森のふところ

2011-06-15 | 日記
一日と十五日は神棚のお清めの日。

今日は6月15日。
そして明日は皆既月食の満月です。

家の神棚をお清めして、明治神宮に御参拝にいきました。
十数年、明治神宮の近所を転々と暮らし、とても親しんだ場所。
神宮の森に入って、森の風を感じるといつも安心します。

御本殿に向かって参道をテクテク歩いていたら、
森の中の川に、白いシラサギが一羽いました。

東京の真ん中の昼間とは思えない、幻想的なシーンでした。
自分の立っている場所とはかけ離れた静寂。
手の届かない近くて遠い世界。

つかの間の時間でしたが、
森の深いふところで、沐浴ができました。

気持ちが落ち着くと意識が丹田におさまります。
ハラ心地がよければ大丈夫。

先日の太陽コロナの爆発など大きなエネルギーが
宇宙規模で起きていますね。

ビシビシ感じます。


明日の皆既月食は明け方で、
白い月が欠けたまま沈んでゆくそうです。