機織りの音色

アクセサリーデザイナーsatomi

5月のバラの家

2011-05-29 | 日記
浜田山に、みごとなバラのお庭の素敵マダムの家があります。

とても長いお付き合いです。
10年前、satomiのアクセサリーとバックの、
デビュー展覧会の時に出会いました。

グラフィックデザイナーを辞め、
結婚して、アクセサリーを独学で学び、娘が生まれたばかりでした。

ギャラリーでは、娘をおんぶしていました。
夢中だった当時を、なつかしく思い出します。


それから毎年5月のバラの季節に、
バラの家に招待してくださいます。

かなりの腕前のお食事を頂いて、丹精こめたバラのお庭を堪能。
マダムの美しい生活から、沢山の影響をうけました。

毎日の「家ごはん」に手間をかける事で、豊かさを育てる。
庭仕事はアーティストの領域で、
試行錯誤と研究のくりかえし、365日の手仕事。


何十年もかけて創られた「家物語」
すばらしいご夫婦で、ひかり輝いています。

わたしの作品も、よりぬきの個性的な物を選んでくださり、
10年の間に、satomiのアクセサリーコレクションが揃いました。

長さや、石を変えたりメンテをしながら
どの子も活躍してくれています。


写真のバラは、お庭に何百と数ある品種の中で、
わたしが一番好きなオールドローズです。

150の行

2011-05-25 | 日記
某ミュージシャンのコンサートで販売するための
ブレスレットを150個創りました。

全く同じデザインを150個創るのは初めてでした。
それどころか今までに同じデザインの作品を、
3個も創った事すらありません。

150個違う作品を創るのは、絵を描くように簡単ですが、
同じクオリティーの作品150個の仕事は、
得意ではないので、大まじめに向かいました。


沢山の学びがありました。

長い道のりになるから、
なるべく効率の良い創り方にしようと思いましたが、
耐久性・美しさを考えたら、
結局一番、手間と時間がかかる方法を選びました。

150個の商品ではなく、
150人の手元に嫁ぐと思うと、手と気持ちが抜けませんでした。
仕事の軸はそうそう変わりません。


150個をオーダーと同じ思いで創ったら
それはそれは、しんどい道のりでした。

150本ノック。
「150の行」の世界です。

ノックでゼーゼー云っている間に、44歳を向かえました。

それでも一度も嫌だと思わないで向かう自分。
やっぱり手を使う仕事が好きです・・。

そんな事を考えながら、
自分の節目となる、
素晴らしいお仕事に携わらせて頂きました。


納期ギリギリの週末の食事は、全部ダンナさんが作ってくれ、
月火の娘と2人の日は、出前とテイクアウトで・・、
家に居ながら、全くお母さん業の放棄でした。

申し訳ないと思っていたら
娘はむしろ喜んじゃって複雑な母心です。
















めぐる季節

2011-05-20 | 日記
5月20日は、わたしのお誕生日です。
44歳になりました。

44はとても好きな数霊。
一生に一度しかない、この年齢を楽しみにしていました。


今朝、駅前の神田川を渡ろうと思ったら
白い小さいヘビが、すいーっと泳いでいました。

もうさすがにビックリしません・・。
以前のブログにも書いた、
神田川の主の大蛇君の時なんか、3日連続であいました。
(白ヘビちゃんのパパかな?)


さすがに・・
偶然ではなく、啓示と受け取りました。
やっぱり、突き動かされるような事が続きました。


今日はせっかく誕生日だし、白ヘビちゃんもおいでましたし、
帰りに明治神宮に寄ってきました。

境内の御神木のまえに着いたら、
強い風が吹いて、青い蝶々が飛んできました。

白無垢のお嫁さんの行列が通り・・
世界は一瞬、すばらしい美しさでした。


新しい生命が芽吹き、生き物が活動をはじめ、
良い季節です・・。


写真のポニーは、明治神宮の参宮橋出口にある
乗馬場にいる子です。

頭ふたつが、無心にえさ箱に向かっている姿が可愛かった!

今日は仕事と、娘の学校の用事に追われて
バタバタの日でしたが、
同時進行で、輝きの瞬間に包まれておりました。


日々の生活に、自由な時間は少ないのですが、
こころは、こころ一つで限り無く自由なのです。











自立の芽

2011-05-19 | 日記
写真の小さな芽は、先日16日に発見しました。

その日は、17日の「蟹座の満月」にあわせて、
部屋の気のエネルギーをガバッと動かしました。

こころの焦点をあわせると、次々とメッセージは降りてきます。

小さな芽は1月頃、
大切に頂いたタンカンの種。

柑橘類の種から芽がでることは、大変珍しいそうです。
しかも、1月に種を植えて5月に芽がでる事ってあるのかな・・?

いずれにせよ、めちゃくちゃ嬉しい出来事。
気分はジャックとマメの木です。


メッセージは、
「自立の芽」
と、うけとりました。

自分に一番必要にせまられています。

こころを自由に解き放す事も、
自分をしばる自分からの自立です。

現実とズレた、古くて固い行動パターンと思考からも。


鍵となるポイントひとつ気がつくと、
眠っていた意識の芽が、どんどん芽吹いてゆきます。

過去も未来も運命も、自分の手が握っているんだよね!

種から芽がでるエネルギーは、
新しい生命の誕生。

古い殻を脱ぎ捨て、自分を信じるエネルギーを
小さな芽から教えてもらいました。








娘の11年

2011-05-14 | 日記
5月14日 娘のお誕生日。
2000年生まれなので、何歳か分かりやすいです。

今日はお友達が遊びに来てくれて
最高に楽しい一日だったようです。


11年前。
当時、ダンナさんがとてもお世話になっていた桜井章一会長に、
生まれたばかりの娘を見てもらいに行きました。

赤ちゃんを見て、最初の一言が、
「こんな時代に生まれてかわいそう・・」
と、つぶやかれました。

???とてもビックリしました・・。

会長は、
世の中が、地球がどんどんおかしな流れに向かっている事を
誰よりも強く感じて、常々云われていました。

次の世代に生きる子供達がかわいそうと・・。
赤ちゃんを抱っこしながら云いました。

娘は「ジイジ」と呼んで、それはそれは可愛がって頂きました。


最近、その時の事を良く思い出す。

子供達は言葉には出しませんが
大人以上によく分かっています。


先日娘が突然、
「ママ、地球は愛でできているんだねっ!」
と言い出して、お話をはじめました。

ちょっと泣きそうになりました。

希望をもって、笑って楽しく生きようと思います。

諸行無常。