30歳からのキャリア形成

自分にとって、30歳からどういうキャリアを築いていったら良いか、という迷いや考えを綴っていくブログです。

戦略コンサルスタート

2005年08月17日 | Weblog
久々のブログ投稿になってしまいました。

戦略ファームに入って、慌しく毎日が過ぎ去り、半月が経ちました。やること成すことが全て初めてのことばかりであり、戸惑うことが多い中でも新鮮な気持ちでいっぱい、という感じです。
まず第一印象として感じていることは

① 絵に描いた餅ではない???
戦略ファームに入る前は、戦略系は「絵に描いた餅」のイメージが非常に強かったのですが、実際のプロジェクト業務を見ていると、非常に練られていて、事実根拠に強く基づいた仮説を立てているなあ、という印象を持ちました。高いお金をとっているのだから、当然と言えば当然ですが。

② 壁を越えるか超えないか
戦略ファームと聞くと、かなり敷居が高く、ある意味雲の上の存在、というイメージでした。しかし実際に入ってみると、そういうイメージはあまりないです。言い方が悪いですが、入ったもん勝ち、という感じです。入る前ほどのびびり感がない、ということですね。

③ 数年したらかなりの実力がつく
今まではIT系の業務をしていたこともありますが、ITコンサルというのはあまり論理的根拠に則った仕事というのはしていない気がしています。製品ベンダなら製品知識を持ち、それを売る。ITコンサルなら製品ベンダと紐付き、それを提案し、プロジェクトをハンドルする。
しかし戦略コンサルは、完全に中立的の立場で、多くの事実に基づき、仮説を立て、それを検証し、クライアントの戦略をたてていく。今までに使っていなかった頭をフルに回転させている、という感じです。この業務をしていたらいずれ、論理的思考能力やプレゼン能力、資料作成能力、データ収集・分析能力、などが非常に身につく、という印象を受けています。

一番強い印象は、入ったもん勝ち、です。入ってしまったら、あとはがんばるのみ、ですね。