なれ合い、妥協無しの本音ブログ

右、左、自称保守のどの立場にも属さないで自由に書く。時事、歴史をイデオロギー発想ではなく発信、コメント不要

頼るからダメになる

2019-11-21 12:49:37 | 考え方
最近、地域のハザードマップの危険地域以外での災害という報道を見かけるようになりました。

そもそも、ハザードマップなる考え方を止めればいいのです。誰かが何かをするから考えない人が出るのです。単に地域の高低差がわかるようになっていればいい。あとは自分で考えなさいということです。

高低差や傾斜の有無、それで線を引かれてここからが危険だという考えそのものがナンセンスです。例えば傾斜20度は安全で30度は危険、そういう考えが論外です。

どこにいても、どのような場合でも自分や家族は自分たちで守る、そう考えていなければいけない。警報が鳴っても逃げない人たちがいる一方で、行政機関が作ったマップなどを頼らず、避難経路を頼らず、自分たちで逃げて助かる人たちもいるのです。すべては自己責任ではないのですか。

少し前、富士山に登りながら動画配信していた人が滑落したニュースがありました。軽装備で登っていたのですからそれなりの結果が出た。

問題はそのような出来事に対する意見の中に、入山規制すべきというものが多発していることです。嘆かわしい。規制になんの意味があるのですか。誰が何を言ってもやる人はやるのです。泥棒は悪だと言っても泥棒はいるのです。

そして仮に規制したとして、ではその規制を破ったら、もっと強い規制と言うのですか。あるいは責任者出てこいということですか。

日本人は他人を頼りすぎです。結局誰かが何とかしてくれる、助けてくれると心の底で思っている。そのような甘えは排除すべき。

平和ボケという言葉がありますが、見事に自分で考えない、自分で行動しないロボットだらけになりました。世界の厳しい現実を知ろうとせず、タレントがどうだ、グルメがどうだ、温泉がどうだ、そんなことしか頭の中が無い。

SNSでの攻撃的な書き込みは確かに問題ですが、それを問題ではないかと取り上げているテレビが普段からスキャンダル記事だらけ。しかし偉そうにコメント、批評していることの大矛盾。

テレビは一定の思惑に操作されたものしか出てきません。しかしそれを鵜呑みにし、ますます自分では考えず、何かあれば影に隠れて責任を問う連中だらけになってしまった。それが日本の現状です。